スイスの旅行記はすごく多いのに、個人旅行してる人も結構いるのに、レンタカーでの旅行についてはあまり情報がありません。スイスでドライブしたいと思っている人も結構いるはず。そこで今後スイスをドライブ旅行する方のためにも私の記録を残したいと思います。
スイスの旅行記はすごく多いのに、個人旅行してる人も結構いるのに、
レンタカーでの旅行についてはあまり情報がありません。
スイスでドライブしたいと思っている人も結構いるはず。
そこで今後スイスをドライブ旅行する方のためにも私の記録を残したいと思います。
※なお、1スイスフラン=93円です。(2006.7.10)
旅行期間は2006.6.29〜7.9の9泊11日です。
1.国際免許
正式には国外免許証
スイスはジュネーブ条約に加盟していません。
したがって
「国際免許欲しい」 と 「スイスで運転する」
をセットにして警察で質問すると、
「スイスでは使えないよ。」
という回答が帰ってくる場合があります。
これは法律的には正しいのかもしれません。
でもスイスでは実際には国際免許を掲示してレンタカーを借ります。
スイス政府観光局(myswiss.com)のページによると
90日以内であれば、日本の免許が有効だそうです。
でも、スイス人は日本語が読めないので国際免許が必要ということです。
なお一部のホームページで
「日本の免許の有効期限が1年を切っていると国際免許が発行できない」
と書いてありますが、誤りです。
有効期間が1年を切っていても問題なく発行できます。
2.レンタカー
私は過去にグアム、オーストラリア、カナダ、ハワイ
で延べ30日以上レンタカーを運転しました。
会社は主にハーツ、バジェットなどから借りてます。
今回が始めてのヨーロッパでの運転になります
ヨーロッパではレンタカー会社の勢力図が若干違うようです。
ハーツはさすがにワールドワイドで、スイスでもオフィスがありますが、
ヨーロッパで強いのがAVIS。
スイスではアメリカに比べ料金が高いです。
ハーツとAVISしか調べていませんがどちらも高い。
その中で比較的リーズナブルだったのが日本のAVISでやっていた円建てのクーポンです。
ルノーのエスパス(オデッセイくらいのミニバン)を8日間で123200円。
車両代、走行距離無制限、CDW、TP、車両登録料、空港施設使用料、左記に対する税金、を含む。
ちなみにハーツは似たような条件で1316.35フラン(乗り捨てなし)。
(ちょっと前では、もう少し円安だったのでもっと高めでした)
なお空港施設使用料がかなり高いので、チューリッヒ市内で貸出し・返却にすると安くなります。
アメリカなどで借りる場合には、よくクレジット会社のサービスなどで事前予約の割引がありますがスイスでは、私の調べた範囲ではどれもダメでした。
私は空港で借りて、街で返却することにしました。
最後の日は街中の宿を取ったので車は必要ありません。
なので1日レンタカー代をケチったわけです(^^;)
普通、乗り捨てなどすると追加料金がかかりますが、日本での予約のためか、
それとも返却場所が近いせいか、追加はありませんでした。
追加ドライバー1人分だけ現地で申し込み、8日間で86フランでした。
※なおチューリッヒ中央駅から空港まで半額カード(後述)で2.9フランとかなりお安いですが、荷物の運搬が面倒な人はレンタカーを借りっぱなしでも良いと思います。
車はもちろん左ハンドル。右ワイパー、左ウィンカー。
それはいいとして、エアコンとかステレオの操作がかなり違いました。
今まで海外でレンタカーを何回も借りてますが、こんなの初めて。
これがルノー仕様?それともスイス仕様?ヨーロッパだから?
エアコンは運転席側のドアについていたし、操作方法もかなり違う。
ステレオはリモコン操作のみ。結局FMを探せず、使わずじまい。FMついてない?
(当初の予定では、携帯プレーヤ+FMトランスミッタを使うつもりでした)
なお電源プラグの形状は同じでした。
パーキングブレーキが特に難しかった。
電気式で力はいらないのですが、解除方法を見つけるまで5分かかりました。
写真がないのでイメージが沸かないとは思いますが、正解は、
「真ん中のボタンを押しながら、周りのレバーを引く。」
スイスでもトンネル内はライト点灯がルールです。
ライトも練習しておきましょう。
なおご存知のように、夏場、辺りが暗くなるのは9時〜10時です。
(高緯度&サマータイムのため)
走り始めたあとに操作しようとして、困ることがありますので、
事前に一通り確認してから出発しましょう。
3.地図
mapquest(の中のdirection)ってご存知ですか?
すごく便利です。
出発値・目的地を入力すれば、途中のポイントをリストにしてくれます。
(ただし、文章です。)
また地図も表示してくれます。
カーナビのようにルートが色付けしてあります。
最初は全行程が収まるように大きな範囲の地図ですが、
最大に拡大すれば、最終的にはストリートの名前と一方通行まで載った細かい地図になります。
そのほかグーグルでも
一方通行まで載った地図をgetできます。
ただこれを持って行ったとしても何度もUターンすることでしょう(^^;)
日本のガイドブックは主にツアーや電車を利用するための情報が中心で、
車で旅行する人のことをほとんど考慮していません。
駐車場の案内とかもほとんど書いてありません。
定番の「地球の歩き方」もレンタカーは主眼にしていません。
「わがまま歩き」の方が若干情報が多いです。
スイスの本屋でロードマップを探しましたが、
日本では当たり前になっている、何ページもあるような「本」みたいな形の
ロードマップは発見できませんでした。
どれも大きな紙を広げるタイプです。
もっともそんなに時間をかけて探したわけではないので
どこかにはあるのかもしれません。
とりあえず買ったのは1/200,000の大きく広げて見る地図で、19.9フランでした。
街中の細かい部分は無理ですが、都市間の移動ではこれで何とかなります。
当初、ついた日に空港で地図を買おうと思っていたのですが、買いそびれ、
そのままレンタカー屋でもらった「スイス全図」でルツェルンを目指したのですが、
はっきりいって無謀でした。
最終的に着くことはできましたが、自分がどこを走っているのか?
方向が正しいのか?
ずいぶんと余計な苦労をしてしまいました。
なお当日は曇っていて方角がわからなかったのも要因だと思います。
4.ガソリン
ガソリンは日本より高いです。レギュラーでリッター1.71〜1.74フラン。
日本では同時期で133円位です。
ガソリンスタンドは2種類ありました。
機械があってクレジットカードや現金で処理する無人の所と、
事務所に人がいて、先に一言断ったあと、自分で給油し、後から支払いに行くところです。
いずれにしろ給油自身はセルフです。
機械式の方は田舎のボロいスタンドだったためか、説明がドイツ語のみで、
全く手順がわからず、隣で給油している人に教えてもらいました。
そんなボロ機械でもクレジットカードはOKです。
(言うまでも無くJCBは無理ですよ〜)
ガソリンの種類はレギュラー、ハイオク、軽油。
スイスでは「○△95」、「○△98」、「Diesel」と表示されてました。
○△は商品名で、95、98はガソリンのオクタン価でしょう。
借りていたエスパスはガソリン車だったので、レギュラーと思われる○△95を給油しました。少なくともガソリンと軽油さえ間違えなければエンジンが壊れることはないでしょう(^^)
5.駐車場
駐車場は結構見つかります。特に観光地には必ずありますし、空いてました(7月上旬の平日の話)。
・観光地の駐車場
観光地のものは青空駐車的な駐車場がよくあり、ほとんどが有料です。
こんな標識が立ってます
周りで停まっている車のダッシュボード上を観察すると、有効時間が印刷されたチケットが置いてあります。
そうしたら駐車場のまわりをキョロキョロさがして見てください。
必ず駐車券の自動販売機があります。
時間に応じて料金が変わります。料金は場所によってバラバラ。
自分で「2時間」とかを選んでチケットを買って、ダッシュボード上に乗せればOK。
ブリエンツ・ロートホルン鉄道の近くの駐車場では、
駐車枠に番号が書いてあるところがあり、
そこだけは時間の他に駐車枠の番号も入力する必要がありました。
ちなみにここが私にとっての初めてのチケット式の駐車場でした。
しかもドイツ語オンリーの機械だったので、絵を頼りにして勘で操作しました(^^;)
まあ何となくわかります。
他の場所の機械はだいたいは英語の説明もありました。
日本語は当然ありません。
なお時間をオーバーして駐車しているのが見つかるとかなりの罰金らしいです。
(監視しているような人はみかけませんでしたが)
もともと駐車料金は2フランとか5フランとか大した金額ではないので時間に余裕を見て買いましょう。
・街中
街中では地下に立体駐車場があります。こういったところでは、入口・出口にバーが
あります。日本でもよくあるシステムです。
車で入るときには、チケット発券機でチケットを取るとバーがあがって中に入れます。
出る時には、まず車に乗る前に清算機がありますので、そこにチケットを入れて先に清算します。
清算すると同じチケットに磁気記録がされて、その清算済みチケットを持って車に乗ります。
車で出口に進み機械に清算済みチケットを入れるとバーが開きます。
なお当然のことながら清算後何分間かのうちに出なくてはなりません。
ホテルに宿泊した場合はホテルで割引の清算をしてくれる場合があるので聞いてみてください。
というか、チェックインの時に駐車場の場所を聞くのが普通ですね(^^)
・路上駐車
道路標識を写真に残していないのですが、一定時間まで無料の路上駐車スペースもありました。
ベルンのバラ公園のそばでこれを使いました。
例によってまわりに停まっている車を観察すると、不思議な札(写真)がダッシュボード上に置いてあります。
時計のように針がついています。
どの車も実際の時間の少し前の時間に針が合わせてありました。
よく探すと自分のレンタカーにも同じ札が入っています。
つまり、駐車を始めた時間を表示して、その時間から一定時間以内なら駐車ができるシステムのようです。
6.街中の一方通行
今回の旅行中、都市らしい都市はチューリッヒとベルンに寄ったのですが、
スイスのこういった街中は一方通行の嵐です。
一方通行が書いていない地図では苦労すること必死です。
私はmapquestを最大拡大して切り貼りして一方通行がわかる地図を用意していきました。
しか〜し、これでも不十分でした(^^;)
なぜなら、
1.市の中心部には一般車が入れないゾーンがある。
2.左折禁止がたくさんある。
mapquestでも上の2点は把握できません。
ベルンではホテルのすぐ近くまで行きながら、その通りは一般車通行禁止。
結果、街を2周もしてしまいました。
その上、最後は荷物を自分で引っ張っていくことに。
チューリッヒ市内でレンタカーを返却したときには、
オフィスまでは迷わず着いたものの、
満タンにしていなかったので、そのオフィスでガソリンスタンドの場所を聞きました。
ガソリンスタンドまでは2,3分で着いたものの、そこからオフィスに戻ってくるのに苦労して、20-30分街中をウロウロ。
たとえスイス人だとしても、地元に住んでない限りあれは苦労するはず。
(なお、スイスでも満タン返しにしなくても良いオプションは当然あります)
こつは日本とは逆で、
道に迷ったときには右方向にぐるぐる回ること。
つい習慣で左方向に回ってしまいます。
7.案内板
道案内の看板が少ない。あっても字が小さくて目立たない。
行き過ぎてしまうことが、何度もありました。
例えばロープウェイ駐車場入り口とかもわからない。
普通、日本だったら
「ようこそ、○○山ロープウェイへ」
という5m四方のどでかい看板が立っていますが、
スイスでは縦10cm横50cmのハイキング用の道案内のような地味な案内板が
こっそりとたっていたりします。
「そんなん、わかるか!」
看板は日本と同じで青が一般道、緑が高速です。
でも周辺国では配色が逆の場合があります。ご注意を。
高速の看板は日本ほど親切ではないです。
一応、主要な「分岐点」ではほぼ問題ないです。
ただ「出口」には名前はあまりついていません。
一応「出口」には全て番号が割り当てられているのですが、
それすら表示してない場合もあります。
空港からルツェルンを目指したとき、何度も「ルツェルンはこっち」の表示を見ました。
チューリッヒ近郊では一般道も含めルートがいろいろ考えられるので、
自分が予想していたのとは違うところでこの案内を見たりします。
そうして迷っていきました(^^;)
とにかくまず空港でそれなりの地図を買うことをオススメします。
一般道で、アメリカでは交差点では交差する「通り」の名前が大きく書いてあります。
スイスでは書いてあったとしても小さいし、平気で死角に置いてあるし、
そもそも書いていない場合が多いです。
非常に不便。
なお日本みたいな交差点名はありません。
日本だと公式の案内板の他にも、ホテルとかの私設の大看板が要所要所にあって
「○×ホテル、この先右折」
「△△ゴルフクラブ、直進20km」
なんてのもありますが、スイスでは民間の看板はほとんどなく、
頼りになるのは上述の公式の地味な案内板のみです。
8.道路のつくり、マナー
9.信号
信号はきっちり守ります。
「黄色は急停止」です。
なお赤から青になる時にも途中に「黄色」があります。赤→黄→青の順です。
この黄色でのフライングも厳禁です。
信号はきっちり守りましょう。
横断歩道を人が渡ろうとして、待っているときには100%ではないですが、
かなりの確立で車は止まります。
人の方も車は止まるものだと思っていますので気をつけましょう。
なお人は結構平気で信号無視します。車がいなければ赤でも渡っちゃいます。
ただ日本人がこれをやる場合は車が日本とは逆から来るので気をつけましょう。
なお、市内の路面電車も車と同じく右側通行です。歩くときには気をつけましょう。
ぼやっとしてると轢かれます。
10.渋滞
チューリッヒは都会です。
初日、チューリッヒ市街を通過したのが平日夕方のラッシュ時間だったせいか、
空港から街中に向かう高速で早くも渋滞。
さらに道を間違ってしまい、チューリッヒの街のど真ん中に行ってしまい、ど・つ・ぼ。
ルツェルンまで1時間と読んでいたのに2時間半かかってしまいました。
なお、チューリッヒでも土曜日の日中はそれほど込んでいなかったし、
チューリッヒ以外では渋滞にあったことはありませんでした。
11.カートレイン
カートレイン乗りました。
カンデルシュテーク・ゴッペンシュタイン間です。
ゴッペンシュタイン側から乗りましたが、待ち時間0で乗れました。
なお途中ですれ違ったカンデルシュテーク側からの電車はガラガラでした。
料金は電車に乗るだいぶ前に料金所があります。有料道路みたいな感じ。
20フラン。
半額カードを掲示し忘れました。有効かどうかは不明。
電車の揺れと自動車の揺れがミックスされ、けっこう揺れます。
みんなエンジンは停めていますが、トンネル内はくさいです。
貨車のところどころに電灯が着いていて、ウチの車はちょうど
電灯のところだったので真っ暗にはなりませんでしたが、
止まった場所によってはかなり暗いと思います。
12.半額カード
レンタカーでスイスを周遊観光旅行するのに便利なのがスイス半額カード。(Half
Fare
Card)
登山電車やロープウェイにほとんど乗らないと言うのであれば不要ですが、
普通に観光するならお得になるはずです。
ほとんどの方は1ヶ月用で良いでしょう。99フラン。
購入時にパスポートが必要です。駅員のいる駅で買えます。
1年用になると150フラン。1年用になるとパスポート・写真が必要になるようです。
もちろん、電車派の方はスイスパスとか各種リージョナルパスとかを
購入するのだと思いますが、
レンタカーで「観光地中心に周遊」するのであれば断然半額カードです。
レンタカーを使う方でも、「周遊」せずに「一箇所滞在」の場合は
地域限定のリージョナルパスなど別の選択肢もあるでしょう。
下の写真は実物。実際にはビニール製のカバーがついてきました。
13.旅程表
6月29日 (木)
成田(1030)→チューリッヒ(1550)
チューリッヒ→ルツェルン
ルツェルン (泊)
6月30日 (金)
ルツェルン→ロートホルン→グリンデルワルト
(グリンデルワルト泊)
7月1日 (土)
メンリッヘン(ハイキング)、クライネシャイデック、ユングフラウヨッホ
(グリンデルワルト泊)
7月2日 (日)
フィルスト・バッハアルプゼー、シュタウプバッハの滝&トリュンメルバッハの滝
(グリンデルワルト泊)
7月3日 (月)
グリンデルワルト→グリムゼル峠→アレッチ氷河→テーシュ→ツェルマット
(ツェルマット泊)
7月4日 (火)
ゴルナーグラート、リッフェルベルグ
(ツェルマット泊)
7月5日 (水)
クラインマッターホルン(スノーボード)
(ツェルマット泊)
7月6日 (木)
ツェルマット→テーシュ→ベルン
(ベルン泊)
7月7日 (金)
ベルン→チューリッヒ
(チューリッヒ泊)
7月8日 (土)
チューリッヒ発(1755)
7月9日 (日)
成田着(1235)
14.ホテル情報
15.観光地
1).ルツェルン
実際半日しか滞在していないので多くはまわってはいません。
そんな中で印象に残っているのは、ムーゼック城壁とシュプロイヤー橋。
カペル橋も花がきれいでなかなかいいですが、いかにも「古い!」
という感じのシュプロイヤー橋の方が趣があって好きです。
旧市街にはデパートもあり、山の中の町(グリンデルワルトやツェルマット)に
比べると、買い物が楽しめる町です。ただベルン、チューリッヒなどの都会には
遠く及びませんが...。
2).ルンゲラー湖とブリュニック峠
3).ブリエンツ・ロートホルン鉄道
定番コースですね(^^)。午後2時過ぎだったせいか、雲が出ていてユングフラウは見えませんでした
ただここだけに限らず今回の旅行中、午後は雲が出ましたね。
早い時間の方が遠くの山々を見るには有利?
とりあえず美しい花々、美しいブリエンツ湖を堪能しました(^^)
7年前に8月後半に来たときには湖すら見えなかったことがあります。
4).グリンデルワルト
説明不要ですね。
何年経っても変わりません。この町は。
昔ながらというか、発展しないというか...。
美しい景色と、のどかなところ、いいところです
※駅から5分位い下ったところ、ホテルユングフラウ別館の隣にある
コインランドリーは健在でした(2006.7)。
5).メンリッヒェン→クライネシャイデック
ここは定番中の定番。
上の写真はメンリッヒェンから西の谷、ラウターブルネン方面を撮ったもの。
話はそれますがアニメ「アルプスの少女ハイジ」の中で使われている山のシーンは
メンリッヒェン周辺の景色を描いていると私は思っています。
だってそっくりなんだもん。
確度こそ少し違いますが、アニメのオープニングでU字谷から山を見上げていく
シーンはまさしくこの写真。
下の写真はアニメの中で山頂のケルンがあった場所に似てる。
確かにデルフリ村、ハイジの家とかはマイエンフェルトです。
でも山の上に上がったときのシーンは絶対メンリッヒェンだと私は思います。
と ・ こ ・ ろ ・ で 、
もう少し散らばって歩いてみてはいかがでしょうか(^^;)
30人が一かたまりになって歩いている姿は異様ですよ〜。
今回(7月上旬)は高山植物が咲き乱れていて最高です。
でも最後まで野生のエーデルワイスは見つかりませんでした。
7年前の8月後半では、天気は不安定、花無し、牛の○ばかり。
12年前の7月後半では、天気は最高でしたが、花は少なかったです。
※この後、ユングフラウヨッホまで行っていますが、
あまりにメジャーなんで省略します。
6).フィルスト→バッハアルプゼー
このハイキング良かったです。
メンリッヒェンとため張るのではないでしょうか?
町から見るのとは全く違った、シュレックホルン、ベッターホルンを
見ることができます。氷河も見えるし。
メンリッヒェンエリアより、さらに花が咲き乱れ、本当にいいところ。
まだ、パッケージツアーではあまり来ないところです。
7).トリュンメルバッハの滝
この滝、行くまで特にそれほどの期待をしていませんでした。
どちらかと言うとこの滝の前に見たシュタウプバッハの滝の方を
期待してラウターブルネンにやってきました。
シュタウプバッハの滝はたまたまかもしれませんが、
思ったより水量が少なく迫力不足。
しかし、このトリュンメルバッハの滝はすごかった!!!
なぜに今まで注目していなかったかと言えば、
ガイドブックの写真がどれもピンとこなかったから。
でも実際すごかった。
ユングフラウ地区まできたら、絶対見るべき!!!
下の写真も迫力を捉えられていません。
あれは実際に行ってみないとわかりません。
8).エッギスホルン(アレッチ氷河)
グリンデルワルトからツェルマットへの移動の際には
ぜひ寄ってみてください。最高のイベントになります。
いくつか展望台がありますが、
フィーシュの町からあがるエッギスホルンに行きました。
なんでこんなに人がいないの?って言うくらいにガラガラ。
天気も最高。眺めも最高。
ユングフラウ3山だって見えてます。
双眼鏡ならユングフラウヨッホの展望台も見えます。
ここもパッケージツアーではあまり来ませんね。
※グリンデルワルト・ツェルマット間は「西回り」の
カンデルシュテークのカートレイン利用が最短ルートですが、
我々は「東回り」のグリムゼル峠を通ってきています。
アレッチ氷河のほかにも、(我々は立ち寄りませんでしたが)
マイリンゲンでのアーレシュルフト観光などもすることができ、
東回りもおすすめです。
9).ゴルナーグラート
ここも定番中の定番
素晴らしい景色です。
一般的な情報は市販のガイドブックをご参照ください。
驚くのは日本人の多さ!
ゴルナーグラートについたのは9:30ごろ。
日本人、500人くらいいたような気がします。日本人率90%。
ほんと、大げさでなく。
今までここまで日本人があふれていることは無かったです。
ゴルナーグラートの景色を堪能した後は、ぜひショッピングを(^^)
キレイなお店が中にあります。スイスゆかりの品、いろいろなもの売ってます。
高級時計も売っています。
普通、日本人の感覚ではこういう特殊な場所での買い物は
値段が高いという先入観がありますが、
はっきり言って下界と値段は変わりません。
大きなもの・重いものは持ち運びの面で「?」ですが
こういう場所であえてのんびりとショッピングというのも楽しいですよ。
私は包丁2本を背負い、その後ハイキングをしました。
なおビクトリノクスの包丁、日本で使ってみたらものすごくよく切れます。
10).ローテンボーデン→リッフェルベルグ
ローテンボーデンからリッフェルベルグという定番ハイキングコース通りました。
運がよければ途中の池で逆さマッターホルンが見れます。
駅前でいきなりラジオ体操を始めるグループもあり...(^^;;;)
リッフェルベルグのレストラン、好きです。
テラスでも屋内からでも眺めがいいです。
駅の近くのレストランはカジュアル。味もそれなり。
もうちょっと下にあるホテルの方はかなり良かったです(冬に行きました)
※ツェルマットの町の情報は省略。市販のガイドブック読んでください(^^)
11).サマースキー&スノーボード
12).ベルン
ベルンはとっても都会でした。一応スイスの首都。
もちろん、見た目は世界遺産ですから中世の立派な町並みです。
でも実際は、町は活気に溢れ、地元の人々が遊びに来る都会です。
ショップもレストランもたくさんあります。
バーゲンシーズンというのも手伝ってるのでしょうが店はどこも盛況
チューリッヒに寄らなくてもここで十分買い物ができます。
夜は夜でカフェで大盛り上がり。
ワールドカップ真っ最中と言うのもありましたね(^^)
ベルン駅の地下には中世の頃の建物の一部が展示用として残ってます。
中世と現在が調和したとてもいい街だと思います。
13).チューリッヒ
チューリッヒはベルンほど古い感じはしません。
より近代的な都会。言い換えれば普通の街に近づきます。
でも日本の個性の無いビル郡とは違います。
どこも装飾が立派でやはりヨーロッパの雰囲気ですね。
バーンホーフ通りには高級品店がずらりと並びます。
でも私にとってはとっても退屈。
それよりも、リマト川の方向に入った裏手、リンデンホーフの丘の
まわりの方が個性的な様々な店があって面白いです。
また、川の反対側の旧市街の方も面白いです。
散策するならこういうところがオススメです。
チューリッヒ駅の地下には大きなショッピングモールがあります。
空港に電車で向かわれる方で、飛行機の時間に余裕がある方は
ここでブラブラして時間を調整しても良いでしょう。
16.飛行機
今回、「子連れ」ならぬ「親連れ」でしたので、体力面を気遣って
成田・チューリッヒ直行便を使いました。
直通便はJALとスイスエアのコードシェア便のみです。
JALのFright
No.はJL451とJL452です。
JALのweb予約でPEXを直接取りました。(「悟空」ってやつ)
航空会社直接が便利なのはシートまで確定できること。
代理店経由より若干高いですが、差はそれほど大きくはありません。
機体はJAL機。777。
さすがに最新式。プライベートのモニタはもはや珍しくもありませんが、
エコノミーでも各シートにコンセントがありました!これは◎
17.食事
(上の写真は前回の旅行でツェルマットのフィンデルン村で取った食事)
過去2回の夏のパッケージツアーでのスイスの食事は「まずい」の一言。
2006年のお正月にツェルマットで取った食事はどれも「うまい」の一言。
そして、今回もうまかった。「外れ」だったのは1回だけ。
ツアーで連れて行かれるレストランはツアー専用のメニューだったりします。
スイスの食事はレストランで普通に取ればうまいです。
塩味が結構効いていて飽きが来ません。
強すぎる場合もたまにありますが...。
ただし値段は高いです。一皿20フランから。
量はかなり多いので人数より少なく注文して、取り分けるのがいいでしょう。
それでも飲み物も頼めばやはり高くなります。
昼でも一人20フラン〜。(セルフならもっと安くあがります)
夜ともなれば、30フラン以上はかかるでしょう。
ただ、毎食レストランだと胃も疲れてくるので、たまには
「スーパーでサンドウィッチ」という日も良いでしょう。
チーズフォンデュ、私は好きです
でもあれは癖が強いです。苦手な人、多いんじゃないかな。
チーズはにおうし、ワインがかなり入ってるし。
日本人の年配の方の団体が、3団体続けてチーズフォンデュ専門店に
入って行くのを見ましたが。大丈夫だったでしょうか?
私がおすすめするのは「フォンデュシノワーズ」
シノワーズとはチャイニーズのこと。
つまり「中国風フォンデュ」という意味です。
なぜこれが「中国風」なのか理由はわかりませんが、「フォンデュシノワーズ」は
チーズフォンデュやオイルフォンデュとは違って、コンソメスープを使います。
「しゃぶしゃぶコンソメ味、マヨネーズソース」という感じ
一通り食べた後、リクエストすればそのスープを飲めます。
だしがでていて結構うまいです。
ただちょっとしょっぱい場合があります。
下の写真はベルンで食べたムール貝。これもうまかった。
こういうのはやはりヨーロッパって感じですよね。
18.言葉
今回の旅行はドイツ語圏のみでした。
英語は駅(登山鉄道、ロープウェイなども含む)、ホテル、レストラン、ショップなどでは100%通じました。
通りすがりの一般の人にも、4、5回英語でものを尋ねてますが通じなかったのは1回だけ。
英語がそこそこできれば、ほぼ困ることはないでしょう。
ドイツ語圏でも「ありがとう」には「メルシー」をかなり頻繁に使ってます。
日本人が普段から「サンキュー」を使うようなものでしょう。
でも「ボンジュール」とか「オルボワール」とかは聞かなかったなぁ。
スイスは教育が行き届いており、3ヶ国語くらい話す人はざらということです。
19.リンク
行ったところ
スイス観光局(日本語)
グリンデルワルトオフィシャル(英語)
ユングフラウバーン(英語)
メンリッヒェンバーン(英語)
エッギスホルン(ドイツ語)
ツェルマットオフィシャル(英語)
スイス半額カード(英語)
ホテル
ルツェルン/Flora
グリンデルワルト/Cabana
ツェルマット/Dufour
ベルン/Savoy
チューリッヒ/St.Josef
その他
フィーアバルトシュテッテゼー(ルツェルン湖)(英語)
ベットマーアルプ(英語)
レッチェンタール(ドイツ語)
20.費用
- 飛行機、
- レンタカー+ガソリン、
-
観光(登山電車など)、
- ホテル代、
-
全食事(朝、昼、夜)、
を含んでの料金、、、
(おみやげは含まず)
(成田までの交通費含まず)
一人、35万円!
9泊と言う日程、観光や食事の内容の濃さ、気ままな行動、などを考えれば、
十分に妥当な金額だったと思います。
7泊で4カ国みたいな周遊ツアーに比べて、見た場所は少ないでしょう。
でもそれぞれの場所をじっくりと見ることができ、
朝、体調が悪ければ寝坊したり、
天気が悪ければ無理に山に登る必要も無く、
時には昼寝をするくらいの余裕を持って、
自分の好きなように行動する。
これぞ個人旅行&レンタカーの成せる業です。
ぜひ、お試しください
21.旅行中、現地で便利なページ
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いざという時のドイツ語→英語翻訳
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現地では日本語フォントがインストールされていない、
つまり日本語の表示ができないPCが結構あります。
こういったPCではフリーメールのURLにはアクセスできても、
もらったメールの中身が文字化けして見れません。
日本語のホームページも読めません。
またIMEも入っていませんので日本語を打つこともできません。
キーボードが独特で、英語キーボードとも違います。
「Y」のキーは、左下の端にあります(^^)