2013 シャモニー 2012.12.28 - 2013.1.6
VIDEO
1.日程、ホテル
2.飛行機
3.レンタカー
4.合計料金
5.なぜシャモニー
6.レンタル
7.リフト券
8.ゲレンデ / ブレバン
9.ゲレンデ / ロニオングラモンテ
10.ゲレンデ / バルム(ルトゥール)
11.ゲレンデ / レズーシュ
12.ゲレンデ / クールマイヨール
13.バレーブランシュ
14.シャモニーの街
15.そのほかの街
16.リフト搭乗記録
17.リンク
シャモニーは景色がすごいです。
前回、2001年には
何も見ていなかったことが
今回、よくわかりました。
自分的には
おそらくグリンデルワルトの次くらい、
ツェルマットと同じくらい
素晴らしい景色でした。
バレーブランシュも
うわさ以上の素晴らしさでした。
心残りは
まとまった降雪がなかったこと
オフピステ、もっと滑りたかったです
景色優先か、雪優先か?
難しい悩みです。
1.日程、ホテル
2013年はシャモニーで滑ることと、
追加でミラノで観光を入れました。
観光を入れる分、
シャモニーでの滞在は短めの5泊としました。
通常ヨーロッパのリゾートでは
1週間単位での予約が条件となる場合が多く、
5泊というような中途半端な予約の場合、
ホテルの選択肢が限られてきます。
早めに予約する必要がありました。
予約したのは8月上旬です。
まずhotels.comとexpediaでサーチしてみましたが
5泊で予約できるのは3軒のみ。
しかもどこも街の中心から遠い。
なお日程を普通に一週間でサーチすると
やはりたくさんヒットしました。
シャモニーは街が賑やかなので
ぜひ中心地に泊まりたい場所です。
そこで今度は公式サイトのchamonix.comから探してみました。
ヒットした件数はこちらも3件でしたが、
街の中心の宿がありました。
Hotel Du Clocher
ツインルーム、5泊、朝食込みで640ユーロ。
62,000円、97円/ユーロ as of 2012.8.5
73,000円 114円/ユーロ as of 2013.1.7
円安加速中の時期でした。
部屋は狭かったですが、
見事に中心地です
スーパーもすぐそばです
駐車場もあります
だいぶ年配のご婦人がオーナーで、
基本的に一人で切り盛りしています。
日中だけ、娘さんか、従業員か
よくわかりませんが若い方もいます。
行く前までは英語のメールでやりとりしていました。
レスポンスも早く、
英語も何の問題もなかったのですが
どうやらメールの主は
このオーナーとは別人みたい ^^;
滞在中は片言の英語しか通じませんでした。
それでもなんとかなりましたけどね。
もう少しお話しして親しくなりたかったな。。。
食事はコンチネンタル(パン+コーヒー)。
+オレンジジュース+ヨーグルト。
パンは毎朝、パン屋から購入してきています
さすがフランスで、焼きたてのクロワッサンは最高でした。
夕食はありません
シャモニーにはレストランがいくらでもありますので
食べ歩きしたい私にとっては
かえって好都合です。
シャモニーの後の観光プランですが
ミラノで2泊、
最終日はジュネーブに1泊しました
こちらはリゾート地ではないので予約は楽です。
ほぼ1か月あまり遅れ、9月中旬にhotels.comで予約しました
ミラノ2泊で2万円。TIZIANO MILANO
駅のそばで、地下鉄で中心地まで10分くらいです
部屋も十分広くて、きれいなホテルでした
車でのアクセスも簡単で、
高速道路からほぼ迷うことなく着きました
ジュネーブ1泊で1.5万円。ROYAL HOTEL
駅のそばに泊まる必要はなかったのですが
とりあえず駅の近くです。
旧市街からは少し離れています。
今回の中では一番高級なホテルでした
内装もシックでおしゃれ。
フロントの対応もばっちり。
中心街なので車寄せがほとんどないのですが
目の前に車を停めたららすぐにスタッフが寄ってきて
荷物を運んでくれて車も運んでくれました
12/28 はジュネーブに19時ころ到着。シャモニーには21時ころ着。
12/29〜1/1 はシャモニーで4日間滑走。
1/2 クールマイヨールで1日滑走、ミラノに移動。夜、ミラノ市街散策
1/3 1日ミラノ観光(というよりショッピング)。
1/4 朝ミラノ発、昼クールマイヨールの街を散策&ランチ、夕〜夜ジュネーブ市街散策
1/5 ジュネーブ発
1/6 成田着
滑走5日間、観光2日間でした
2.飛行機
2012.7末の時点で、ヨーロッパ内経由で一番安かった
スカンジナビア航空(SAS)、コペンハーゲン経由を取りました。
サーチャージまで含めて一人13万円でした。
成田12:28 12:30発。ジュネーブ19:15着。
乗り継ぎ時間が短め(70分)でしたが、
なんと45分も早着!
SASは世界で一番定刻運航する航空会社だそうです
帰国便は1/5 11:25ジュネーブ発
なお帰りも10分ほど早着しました!
機内食もおいしいほうだと思います。
なかなか気に入りました
ただ機体はやや古く(A340-300)、
パーソナルモニタはあるものの
映画などはオンデマンドではありませんでした。
もちろんゲームは普通にオンデマンドです。
コンセントもなし。
(エコノミークラスの話です)
余談ですが
以前も冬のヨーロッパからの帰国便で
見たことがあるのですが
今回も帰りにオーロラが見えました。
席は前回も今回も左側、
つまり北方向が見えています
今回はちょうどウラル山脈を
通過するころでしたね。
前回は緑色でしたが
今回は白かったですね
さらに余談ですが
ジュネーブからコペンハーゲンに飛ぶときには
右手方向に
モンブラン、マッターホルン、ユングフラウ3山と
次々になじみ深い山が見えました。
まるで遊覧飛行のようなコースでした。
3.レンタカー
ジュネーブの空港は国境の上にできているので
フランス側とスイス側の両方にイミグレがあって
レンタカーも両側にあります。
ハーツで借りました
レンタカー料金はフランス側がかなり安い。
8日間で2万円程度も違います。
でもフランス側のレンタカーはノーマルタイヤです。
結果、スイス側を選択しました。
車はFFでしたが
スノータイヤ装着で、チェーンも積んでありました。
シャモニーに着いた後に確信しましたが
今回ほとんど雪は降らなかったものの
裏道や駐車場などは
凍った状態で雪が残っています
やはり夏タイヤでスノーリゾートに来るのは
ありえない選択肢だったと思います
フォードフォーカスクラスで予約していましたが
実際の車はオペルの車でした。
補償を最大にして8日間で700フランでした
(7.4万円相当 2013.1.7現在)。
なおヨーロッパは大きな車でない限り
基本マニュアル車です
オートマしか運転できない人は
予約時によく調べてください。
帰り道、
シャモニーの街からジュネーブに向かう途中に、
山道のようにカーブが多い区間があります。
制限速度がいきなり70km/hに下がります。
そのさきにオービスがあります。
なぜ知っているかというと、
フラッシュたかれたので ^^;
日本とは異なり
制限速度が下がった後に
しかけてあるようです
みなさん気をつけましょう!
フランスの高速道路で、
スイスのレンタカーで、
日本人旅行客が
速度違反をした場合に、
日本まで連絡が来るか?
結果は何も来ませんでした。
なおフランスやイタリアの高速道路では
走行車線で130-140km/hくらいで流れています
みんな後ろをよく確認しながら運転してるし、
追い越し車線をキープしたまま
ちんたら走る車もありません。
日本よりはるかに走りやすかったです。
車の話になりますが
最近の車は変わってきました。
今回はファミリーカーでしたが、
なんと”6”速マニュアル。
で、リバースは1速とまったく同じ場所にあります。
シフトレバーの裏にあるボタンを押しながら
1速のポジションに入れるとリバースでした。
これが非常に紛らわしい。
何度も間違えました。
特に最初レンタカーを借りたとき
駐車場からバックで出る必要がありました。
前に止まっている車との隙間は数センチ。
前に進んだらどうしよう?
とかなりひやひやしました
あとECOモード。
つまりアイドリングストップが
マニュアル車にもあります。
ニュートラルにしてクラッチを離すと
エンジンがとまります。
再びクラッチを踏むと
エンジンがかかります
一番最初、クラッチペダルから
足を離した瞬間にエンジンがとまったので
てっきりエンストしたと思い
かなり焦りました
あと、坂道発進のアシスト機能。
この車のサイドブレーキは電気式でした。
オートウィンドウと同じようなスイッチで
押すとブレーキ解除、引くとブレーキオン。
動作に1、2秒かかります。
走り始めてしばらくは
事の重大さに
気づいていなかったのですが
上り坂の交差点で
赤信号で停止した時に
焦りました。。。
On/OFFしかない、
しかも動作に1秒くらいかかる
電気式のサイドブレーキで
どうやってタイミングあわせて
クラッチつなげばいいの???
考えた末、サイドブレーキは使わずに
エンストしないように
アクセルふかして、
急ぎ目のクラッチミートで急発進して
その場をしのぎました。
で、その瞬間、車の動きの違和感でわかりました。
上り坂で、クラッチが切れている状態でも、
車が後退しないように、
何らかの仕組みが効いているのです
つまり、坂道発進でも
サイブブレーキは不要です
でも昔のほうが運転者の意思通り、
また自然の摂理の通りに車が動いたので
やりやすかったように感じてしまいました。
今どきの教習車はどうなってるのでしょうね?
手動のサイドブレーキ付きの車を
わざわざ注文してるのかな?
4.合計料金
で、このほかにガソリン台、駐車料金、
高速代として3万円くらい上乗せして、
8泊10日で、交通費、宿泊費(朝食のみ)で
一人当たり24万円くらいです
夕食も1日5000円程度入れて、
一般のスキーツアーと同条件にして計算すれば1人28万円です。
予想していたより安く上がりました。
飛行機を手配した2012年7月現在、
サーチャージ的には結構高めだったのですが
エアチケットについては円高は結構効いてますね。
パッケージツアーの料金は
あまり安くなかったです。
同時期のシャモニーで
5泊7日で43万円〜(サーチャージ込で)。
記録的な円高の時期(1ユーロ100円)でしたが
還元されてないですね。。。
昔は手間やリスクを考えると、
パッケージツアーも
結構リーズナブルだったんですけどねぇ。
最近は高くなってきました
5.なぜシャモニー
2013年、シャモニーを選んだのには理由があります。
体力に陰りが見え始めたので
とにかく行けるうちに
オフピステをできるだけ滑りたいと。。。
今まで海外で滑った経験から
「オフピステ」が存分に楽しめそうなところ。。。
候補に挙がったのは
シャモニー、
エスパスキリー(ヴァルディゼール、ティーニュ)、
サンアントンでした
まずサンアントンは2011年に行ったばかりなのでボツ。
残るはシャモニーかエスパスキリー
手配を始めた7月末頃では、
全然パッケージツアーの傾向が掴めませんでした
いくつかの会社に連絡してみましたが
値段もはっきりしないし、
エスパスキリーとか言うと
催行すらはっきりしません(※年末年始について)
では、個人旅行で行くとなると交通手段が重要です
東京からジュネーブへの直行便はありません(2012現在)。
経由便となると
ジュネーブ着は多くの場合夜になります
そこで、レンタカーで
当日中に移動できる場所ということで
シャモニーにしました。
エスパスキリーは3~4時間くらいの運転になると思うので
時差ボケ&寝不足のまま、
いきなりで知らない夜道を
4時間運転はちょっときつい。。。
シャモニーでオフピステと言えば
ガイド必須です。
バレーブランシュが有名ですが
それだけではなく、
ガイドさえ入れば
すごいところへ連れて行ってくれると聞いています
すごいところを滑る連中を見たこともあります
しかし、残念ながら
結果的には降雪に恵まれず
ガイドをお願いしたのは1日だけで
バレーブランシュのみでした
まあそれが素晴らしかったわけですが(後述)
6.レンタル
今回、板はレンタルしました。
レンタルショップは公式ページから検索できます。
ネット予約すると多少割引になり
一番高い板を4日間で64ユーロでした。(板&ポールです)
1日1800円。十分安いですね。
1日だけクールマイヨールでも滑りました。
クールマイヨールでは
そこで1日だけ板を借りました。
こちらは予約もなにもなしで2000円強。
なお、ふもとのゴンドラ乗り場は
街からやや外れたところにあります。
しかもゴンドラ乗り場周辺にレンタル屋はありません。
でもチケット売り場で聞いてみると、
ゴンドラを1本あがった
上のステーションの周りにあるということでした。
若干の不安を抱えながら
ブーツを履いたまま、
手ぶらでゴンドラに乗ったわけですが、
無事、立派な板を借りることができました
その上にあるレンタル屋で借りている人がたくさんいましたので
クールマイヨールでは常識なのでしょうね。
7.リフト券
リフト券 は2種類あります。
1つはモンブランエリアのパス。「Mont Blanc Unlimited」。
谷の端から端まで、レズーシュからルトゥールまで滑れます。
さらにイタリア側のクールマイヨールやスイスのベルビエも滑れます。
もう一つはシャモニーエリア限定のパス「Chamonix Le Pass」。
このパスではシャモニー谷の入り口にあるレズーシュは滑れません。
またエギュードミディ行きのケーブルには乗れません。
またロニオングラモンテの山頂区間も乗れません。
この乗れない3か所ともにおすすめエリアです。
5日間で比較すると、Unlimitedが242ユーロ。
LePassが199ユーロです。
いちいち滑る場所を考えるのも面倒だし、
日によってパスを買い替えたりするのも面倒なので
Unlimitedがおすすめです
114円換算で、1日5500円相当です
12年前に比べるとずいぶん高くなりました
もっと期間の長いチケットだと顔写真が必要になってきます
8.ゲレンデ / ブレバン
ブレバンとフレジェールは谷の北側にあります。
そのため、谷の向かい側にあたる
谷の南側の針峰群やモンブランの眺めが最高です。
基本的にシャモニーでは
谷の南側の山々のほうが険しくて迫力があります。
地図を見て、
ホテル(町の中心部)から歩けそうだと思って
ブレバンのゴンドラ乗り場まで
歩いて行ったのですが、
地獄の登りでした。
大きな誤りでした。
ブレバンへも交通機関を利用しましょう。
なお立派な立体駐車場が
ゴンドラに隣接してありました。
ゲレンデは下山コースがまだクローズでしたので
ゴンドラでアクセスして、
ゴンドラで下山する形でした。
ゲレンデは基本的には横方向に広がっています。
向かって一番右まで行けば
フレジェールにつながるロープウェイにつながります
ブレバンでの一番のおすすめコースは
Breventロープウェイであがった
ピークから裏側に回り込み
再び表側を下ってくる1本です。
ロープウェイ1本分ですが
標高差があるためなかなか滑りごたえがあります。
斜面も結構急です。
また岩の合間を滑って行ったりと
景色的に面白いです。
なお降雪後数日たっていたため
斜面は荒れ放題。
圧雪もされていないし
かといってきれいにコブが揃っているわけでもありません。
なので景色は良かったのですが
この日の条件では
斜面としては面白くありませんでした。
普通の人に最も人気だったのは
Parsaリフト沿い、
ゴンドラ駅から右方向へ降りた部分です。
唯一圧雪されている斜面でした。
圧雪がここだけなので人気があるようです。
高速4人乗りリフトですが絶えず10分待ち程度。
なお、もう1本右にかかっている
Cornuリフトは高速6人乗りリフト。
距離も長く、中斜面なのですが
ここも圧雪していないので滑りにくい。
ということでこの6人乗りリフトは
いつもガラガラでした
ここからさらに右にエリアが
広がっています
標高が低くなり
木も増えてきて
美しいです
コンディションが悪かったので
「滑り」的には楽しめませんでしたが
まとまった降雪後は間違いなく
全面パウダーパラダイスでしょうね
またもし6人乗りリフト沿いが圧雪されれば
すごく快適だと思います
ただこのスキー場は人が多かったですね
安全上、圧雪されていたとしても
あまりスピードは上げられなかったでしょう
ブレバンは雪が降ったらパウダー目的、
降ってないときは滑りというよりは
景色を見るために来ましょう。
曇りの日やガスの日は、あまり来なくていいかも。
なお今回はフレジェールには行っていません。
ブレバンにもフレジェールにも岩場があり、
狭いシュートが何本かあります
こういったエクストリーム的な部分も
雪がついているときには
楽しめそうでした
9.ゲレンデ / ロニオングラモンテ
シャモニーのゲレンデの中では
もっともフランスっぽいところです。
また一番おすすめです
フランスっぽいというのは
・規模が広くて
・標高も高くて
・岩場もあって
・エリアも広くて
・機動力もある
やはり降雪があったわけではなかったので
パウダーを楽しむことはできませんでしたが
十分に広くて満足いくところです
特に山頂から
アルゼンティエール氷河沿いに降りてくる部分の
雄大な景色は最高ですね
また標高差もあるのでかなり滑りごたえあります
12年前も滑ったコースですが
まったく印象が違います
やはり景色が見えるのと見えないのは大きな差ですね
ロニオングラモンテで
メインとなるのはBochardゴンドラ沿いのコース。
長い中斜面の変化のあるコースで
ずっと圧雪されています。
多少凍り気味でしたけど、
一般的にはお勧めできるコースだと思います
さらに向かって右側のほうにも
広くエリアが伸びています
ロニオングラモンテの中では
ややひなびたエリアです
人も少ないです
降雪さえあればけっこう時間がたっても
パウダー残ってそうな感じががします。
実際経験したわけではないですけど。
全体的にブレバンとかに比べると
エリアが広いため人が分散されていて
それほど混んでいる感じもしません
そういった意味でも非常にいい感じです。
10.ゲレンデ / バルム(ルトゥール)
昔は「ルトゥール」が正式名称だったと思いますが
今は「バルム」みたいです
シャモニー谷の一番奥にあるスキー場です。
ここの斜面はなだらかです
斜面的には
初級者や
カービング好きな人
ボードなど
一般的にはお勧めできるところですね
1つ難点はJバーが多いです。
ボードでJバーはなかなか難しいかと。。。
(スキーでも失敗する人はたまに見ます)
私はボードでTバーならやったことはありますが
最初結構苦労しました。
JバーはTバーよりさらに難しそう。。。
斜面が簡単なのはいいですが
ちょっと退屈です
圧雪もしてある部分が多く、
快適なのですが
これって日本でも楽しめるんじゃない?
的な感じで、1時間強で飽きてしまいました
人も少なくて安全だし、
ここは初中級者にお勧めのエリアですね
11.ゲレンデ / レズーシュ
バルムを半日で飽きてしまったので
同じ日の午後にレズーシュに来ました。
位置的にはバルムとは逆で
シャモニー谷の入り口にあるエリアです
ここはけっこう楽しかったです
ゴンドラ沿いに変化のある
圧雪された中斜面が延々と続いています
これが2、3本コースがあります
ちょっとウィスラー的な感じがしました
リフトはJバーは少なく
多くはチェアリフトまたはゴンドラ。
急な斜面はないです。
岩場もないです。
初中級者、ファミリー、
一般的なボーダーにはお勧めです
逆に斜面が緩いので
降雪があってもパウダーは
あまり期待できなさそうです。
時間的には長くはいなかったので
1日いたら印象は変わったかもしれませんが
2時間くらいの間は十分楽しんでました。
標高が低いため木が生えています。
雰囲気的にも
シャモニーの他のスキー場とは
異なっているのでお勧めですね。
この日は天候は悪かったので
それほど景色は拝めなかったのですが
近くに迫力がある岩山も見えり
晴れたら結構よさそうでした
なお1/1の午後から来たわけですが
駐車場の空きを探すのに苦労しました
ゴンドラ駅のすぐ先を左に曲がると
どんどん上に道がつながっていて
駐車場が連なっています
上のほうまで行けば結構空いていました
この上のほうの駐車場でも
うまいこと家々の間や
裏山的なところを滑ってくれば
1,2分の歩きだけで
ゲレンデとアクセスできました。
ゴンドラステ−ションからは
距離はちょっと離れていたものの
苦労ではなかったです
逆にゴンドラ駅を過ぎて
そのまままっすぐ一方通行のゾーンに入り、
その右側にメインとなる
大きな駐車場があります。
この駐車場は結局満車だったのですが
ここの駐車場のほうが
よほど長い距離を
歩くことになったと思います
12.ゲレンデ / クールマイヨール(クールマイユール)
シャモニーから車で20分。
モンブラントンネルを抜ければ
そこはイタリア、クールマイヨール!
太陽を受けて輝くモンブランが見えます。
またシャモニー側から見たモンブランと全然違って
荒々しい岩山になります。
なおイタリア語ではモンテビアンコ。
クールマイヨールの街の看板には
「Sunny Side of Mont Blanc」
(モンブランの日なた側)
と言う「英語」の看板も見ました!
当日は天気も良かったので
ぴったりのキャッチフレーズでしたね。
このスキー場もかなり良かったです。
エリアも広いし
景色はいいし、
コースのバリエーションも多彩だし
圧雪も結構きちんとされてるし
気持ちよかったですね
逆に
急斜面は
ほとんどなかったですね。
Youlaロープウェイの降り場から
その先の柵の下をくぐって
オフピステにいく数人を見たのが
唯一このスキー場内で
チャンレジっぽいところでした
スリルを求める人には
つまらないスキー場かもしれません
イタリアっぽいと言えば
スキー場内に多数BAR(バール)があり
イタリアの街と同様、
エスプレッソ一杯で
すぐ出て行ってしまう人もちらほら。
一見無秩序な注文方法も同じ ^^;
あとパニーニですね。
バールでパニーニ。これも基本です
弱点は
機動力がやや弱めでした。
リフト待ち、少しですが、ありました。
シャモニーにしばらく滞在するのであれば
1日くらいは遠征する価値が十分あります
ただ公共交通手段があるかどうかは知りません。。。
13.バレーブランシュ
<注意>
12月末での滑走です。
多くの方が投稿されているレポートは
ハイシーズンのものが多いので
条件が異なると思います。
シャモニーと言えばバレーブランシュ!
というくらいに有名な
氷河上を滑るオフピステコースです。
滑走距離は18kmあるそうです(諸説あり)
12年前は天候も悪く、
あきらめましたが
今回はついに実現しました
圧倒的な景色、
パウダーも滑れば、
クレバスが幾重にも走っている氷河上も滑り、
最後には死ぬほどきつい登りもあり、
でも本当に楽しい素晴らしいコースでした。
なお技術的にはそんなに難しくはありません。
決して「エクストリーム」ではないです。
そういう意味では物足りないです。
要求される条件としては
私たちが、
ガイドに最初に質問された項目
そのままだと思います。
1.「ディープパウダー滑れる?」
2.「コブ滑れる?」
上部はパウダーでした。
降雪があったわけでもないのに
深いところでは膝からももくらいはありました。
もし降った後だったら、
どれだけに深くなるんだか?
パウダーを滑れないと苦しいと思います。
と言うよりパウダーを
「楽しむ」
ために来る場所です。
もちろんバレーブランシュの中で
最高の瞬間でした。
でも他の方のレポートでは
「パウダー」と言う言葉が出てこずに
「コブ斜面だった」と言う
レポートもあります。
ハイシーズンで
雪が数日降っていない場合は
多くの人が滑ることによって
コブ斜面になるのでしょうね。
あと急斜のパウダーを
斜滑降で降りた
というレポートを見つけました。
まず、
とっても、とっても、とっても
もったいないことだし、
「雪崩誘発」と言う意味で
とっても危険です。
なので、あまりやって欲しくないですね。
まあガイドが許したのであれば
安全な条件だったのだと推測しますが。
みなさんバックカントリーを滑るには
まず実力つけてきてくさいね。
腕前は正確に申告しましょう!
次に、氷河の上。
クレバスが無数にあって、
狭くて、でこぼこのところも滑ります。
下手するとクレバスに落ちます。
こういうところは、
みな同じ場所を滑るので
深雪と言うわけではありませんが、
狭くて、デコボコで
行く方向が限られます。
ようするにコブと似たような状況です。
たとえ体が落ちなかったとしても
板が外れて、クレバスに落としても大変ですね。
私の場合、
滑走中すべての斜面で
本当のコブ斜面には
遭遇しませんでした。
滑っている人も少なかったので
とてもコブができるような
気配はありませんでした。
質問されなかったことで、
忘れてはならない重要なことは
最後の30分の登りに
耐えられる体力があるかどうか。。。
私の場合、これが圧倒的にきつかった。
あと今回は
降雪後と言うわけではなかったので
楽だったのですが、
後半、かなり平らな部分があります。
降雪後だったら
かなり漕ぐことになるでしょうね
これも条件によっては体力に影響するかな
あとボードは結構つらいと思います。
できないわけではないですが
上記に書いた通り
クレバス部分と平らな部分、
スキー以上の実力と体力がいると思います。
私はボードもやりますけど
私の実力では
ボードではちょっと厳しいかな。
一般に、
バレーブランシュは1月中旬とか2月以降から
滑ることができると言われています
これは上記のクレバスが雪で埋まってきて、
滑りやすく、また安全になるからだと思います
最初、オフィシャルのスキー学校で
ガイドを申し込もうとしたのですが
即答で
「1月中旬くらいまではクローズだ!」
と半ば断定的に言われました
でも、実はその前に
観光目的でスタート地点である
エギュードミディに上がった時に
何組ものパーティが滑って行くのを見ていました。
つまりアーリーシーズンであっても
バレーブランシュに行くこと自体は
禁止されているわけではありません
「ならば」、ということで
個人ガイドをインターネットで探して電話しました。
一応、事前調査で、
スキーガイドを提供している会社が
複数あることは分かっていました。
私が電話したのは
chamonixskiguide.com
団体ではなく、個人でした。
しかも12/30の夕方に電話して、
12/31にガイドしてほしい
という無茶な注文をしました。
やはり晴れた日に滑りたかったので。
このサイトの持ち主、
Francois(フランソワ)さんは
わざわざホテルまで来てくれて、
いろいろと説明してくれました
ガイドとしても
客の実力などを
把握しておく必要があるので
この事前打合せが重要なのです
(ここで上述のパウダー&コブの質問されました)
あいにくすでに12/31は
フランソワさんは先約があったのですが、
友達のガイド、Michel(ミシェル)さんを
確保してくれました。
おかげさまで
見事に、12/31、
ド快晴 & 無風の、
絶好の条件の日に
バレーブランシュを滑ることができました。
ガイドはみなさん英語を話します
私は挨拶くらいしか
フランス語を話せませんが
全然問題ありませんでした。
ご存知の方も多いと思いますが。
エギュードミティからは
「冗談だろ?!」
的な、急峻なすごく狭い尾根を
歩いてしばらく下ります
写真やビデオなどでは
尾根の歩く部分にロープが張ってあって
それをつかみながら
しかも普通のスキーブーツのまま
降りるシーンがあるのですが、
おそらくハイシーズンの映像だと思います
2012.12.31の時点では
ロープなんてありません。
まったく裸の、切り立った雪の尾根でした。
まあ、ロープなんて無いほうが
気分的には達成感があります ^^
パーティ全員が
クランポン(アイゼン)を装着して下りました。
(クランポン:イモトがマッターホルンに上るときに
装着していた靴に巻きつける鉄の爪のことです)
体にはハーネスを装着して
パーティ全員がロープでつながっています。
(ハーネス:腰周りにおむつのように装着して
ロープをつなげるようになっています。
救助などでも使うものと思います。)
パーティ全員をロープでつなぐのは
最初の尾根上の歩く部分だけで
滑走中はもちろんロープは外します
でもハーネスは滑走中はずっと装着したままです
なお、他のパーティも全員同じ仕様です
ガイドは長いロープや、
氷に差し込むドリル状の棒とか、
見たことないいろいろな山道具を持っていましたね。
なおクランポンは自分で借りてきます。
(スネルスポーツでレンタル1日10ユーロでした)
「クランポン借りたい」と言うと
即座に「バレーブランシュ?」と聞かれました。
ハーネス、ビーコンはガイドが用意してくれていました。
(ビーコン:雪崩に巻き込まれた時に
捜索してもらうための電波発信機)
あと、尾根を歩くときには、板は邪魔です。
また板を手で持って歩けるような、
余裕な場所ではありませんでした。
風が吹く場合もありますしね。
板をがっちり固定できるリュックサックも用意しておきましょう。
他の方のレポートによると
ハイシーズンでは手で板を持つこともあるようです。
いろいろ大変そうに書いていますが
全てのことが (最後の登りを除く)
すごく楽しかったですよ
初めての経験がいろいろあって。
尾根のところも一回出てしまえば
見た目ほどは恐ろしくなかったです。
でもクランポンなしだったら怖かったかな。。。
各種の資料を見ると
滑走距離もまちまちだし、
最後の登りが、ビル10階分の階段、
とか書いてあったりします。
私の場合はガイドが18kmと言っていました。
登った高さも10階なんていう
生易しいものではありませんでした。
しかも階段ではなく。普通の岩場の斜面でした。
でも、他のパーティも
みんな同じ場所を登っていましたので
アーリーシーズンではそれが普通なのでしょう
ハイシーズンでは
エギュードミディ行きの
ロープウェイ待ちの整理券が
発行されるようです。
それほど混んでいるということですね。
私たちは8:30の始発に乗りましたが
満員ではありませんでした。
そういう意味でも
やはりアーリーシーズンに
バレーブランシュに出る人は
かなり少ないのでしょう
でも、人が少ないので
とても静かで、
ノートラックのパウダーを滑ったりできて
アーリーシーズンのほうがいいのでは?
と今では思っています
途中の小屋で持参の昼食を取った
なんてレポートもあります。
小屋は下っていく途中、
左側の小高いところにありましたが
我々はその小屋のはるか下、
小屋を見上げながら滑りぬけました。
食事を取らなかったせいもあるのでしょうが
「1日」かかるほどの距離・コースではありません。
半日で降りてきてしまいます。
30分の登行の後も
林間コースを滑り抜けて
シャモニーの街まで滑りました。
それでも12:30くらいでした。
また、氷河の下のほうに
観光用の山岳鉄道があるのですが
最後、その駅へ向かう場合が多いようです。
その駅に登るためのリフトもあるみたいです。
まず、リフトなんて動いていませんでした
その上、観光用展望台を通過して
もっとずっと下まで滑りました。
氷河の壁沿いを滑ったりして
そこもかなりおもしろかった部分でした。
そのためなのかはわかりませんが
最後ののぼりはものすごく長かったです
つまり、最後の登りの部分も
ガイド、時期、腕前などによって
異なるルートあるのですね。
ガイド料は
1パーティで350ユーロでした。
私たちは二人なので一人2万円弱ですね。
でもその価値は十分あったと思います
14.シャモニーの街
シャモニーの街はいつも賑やかです。
お店もたくさんあります。
昼でもたくさん人が歩いています。
つまり滑らずに街で過ごす人も
たくさんいるということです。
レストランは地元サボア地方のものを
扱っているところが多いです
一回はチーズフォンデュを食べたかったので
通りがかりにあった
LE SANJONと言うレストランで食べました。
それほどくせのないフォンデュで
おいしかったです
お客さんはまあまあ入っていましたが
予約が必要なほどには
混んではいませんでしたね
フランスですから当然フランス料理もあります。
フレンチレストランAtmosphereに行きました。
魚料理がかなりうまかったです。
料理名は憶えていません。
かなり混んでいました。
予約したほうが無難です
日本食レストラン「さつき」にも行きました。
(日本語通じます)
寿司を食べましたが
普通の日本風のお寿司で
おいしかったです。
ここも人気があり
かなり込み合っていました。
要予約ですね。
中華もメイン通りに一軒発見しました。
けっこう外国で中華料理を食べるのは好きで、
過去、グリンデルワルトでも
サンアントンでも行きました。
ただし以前、ツェルマットで
とても中華と言えないような
まずい中華料理店に入ってしまったことがあります
そこで、ここはどうかなと思って外から覗いてみると
あきらかに普通の中華料理でないものが
提供されていました。
Tripadvisorで調べてみると
みなさんの評判もよろしくない。
一つ行きたかったのに
行けなかったレストランが
中心部にあるオイスターバーです。
これだけ心残りです
スキーショップ、ボードショップ、
いっぱいあります
肉屋、チーズ屋、本屋、土産屋、スーパー、洋服屋、
なんでもあります
スイスのリゾートにある高級時計店や
クールマイヨールのような高級ブランド店は
見かけませんでした
コインランドリー、見つけられませんでした。
インターネットでも調べて、
ツーリストインフォメーションでも聞いて、
「ここにある」と言われた場所に行っても
見つけられませんでした
15.そのほかの街
<ミラノ>
観光ガイドが
たくさん売っていますので
基本そちらを参考にしてください
おすすめはブランド街の近くにある
レストラン、Paper Moon。
昼も夜も大人気です。予約したほうが無難。
かなりおいしいです。
同じ日に、昼・夜2回行きました ^^;
笑えるのは昼に隣のテーブルになり、
いろいろお話したドイツ人オーストラリア人のご夫婦と
夜、同じ店で再会しました
このご夫妻はしょっちゅう仕事で
ミラノに来ているとのことでしたが
いつもこの店に来ているそうです
<クールマイヨールの街>
小さいです。
シャモニーよりずっと小さい。
メインストリートの長さも
グリンデルワルトくらいかな
ただし、金持ちの街です。
オーストリアのサンアントン/レッヒのように
高級外車のオンパレードです。
グッチ、エルメス直営店がありました
ただ昼時、あまりレストランが開いていなかったです。
人はかなりぶらぶら歩いてるんですけどね。
街の散策と言う点では
ちょっと物足りなかったです。
<ジュネーブ>
ここも市販のガイドブック見てください。
デパートも、レストランも、
他の店もいくらでもあります。
半日しか滞在していないので
とくにオススメはないのですが
滞在したロイヤルホテルの1階にある
フランチレストラン「Le Duo」の
「鴨肉のオレンジ和え」的な料理、
とってもおいしかったです
16.リフト搭乗記録
12/29
午前エギュードミディ
Plan de I'Aigulle
Plan de I'Aigulle(下り)
午後ブレバン
Plan Praz
Parsa
Brevent
Cornu
Sources
Charlanon
Parsa
Brevent
Plan Praz(下り)
12/30
グラモンテ
Lognan
Grands Montets
Bochard
Plan Roujon
Retour-Pendand
Plan ROujon
Bochard
12/31
バレーブランシュ
Plan de I'Aigulle
1/1
ルトゥール
charamillon
charamillon
Autant ES
Autant ES
Plan des Reimes
Tele de Balme
Aiguillette
レズーシュ
Prarion
Kandahar
Schuss des
Grands Bois
Grands Bois
Maison Neive
Prarion
1/2
クールマイヨール
Courmayeur
Checrouit
Aretu
Plan de la Gabba
Bertolini
Youla
Zerotta
Maison Vieille
Aretu
Courmayeur (下り)
17.リンク
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シャモニー公式
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ジュネーブ空港