1.ゲレンデ
2.クライネシャイデック
3.フィルスト
4.シルトホルン
5.ソリ
6.ホテル
7.町、レストラン
8.人生最大のピンチ。か??
9.アイガーグレッチャ
10.個人旅行
11.世界の車窓から
12.フライバゲージ
13.費用
14.事前チェック
15.滑走記録
16.リンク
<クライネシャイデックとアイガー>
グリンデルワルトを選んだ理由はなんと言っても景色。
年末年始のタイミングでは
雪はあまり多くないと以前から聞いていました。
ですから、雪にはあまり期待せず、
とにかくあの景色を見たくて選びました。
夏には3度グリンデルワルトに来たことがあります
目の前のそびえる、ド迫力のアイガー北壁
そして、まわりのいかにも平和そうな牧草地帯
ここで滑れたらどんなに幸せだろうかと
ずっと夢見ていました
実は、2001年の初めての海外スキーの時から
グリンデルワルトは有力候補でした
でも、その後もなかなか行くことができず
ようやく9回目の海外スキーで
夢がかないました
景色がメインである以上
晴れなくては意味がありません
結果的には滑走7日の中、3日間晴れました
ついでに、行きと帰りの移動日も快晴!
電車の中からスイスの景色を観光できました
今回は夏にも行ったことのなかった
シルトホルンにも行きましたし
ピッツグロリアでも食事しました
また、一方で雨が降った日もあり。
また−18度(@ゲレンデ)になった日もあり。
予想通りこの時期の
グリンデルワルトの天候は不安定でしたね
それでも3日晴れれば十分です
景色を堪能してきました
目的達成です
なお
パウダーも滑ってきましたよ
雪も降りましたからね!
心配していた雪ですが
コンディションはベストではないけど
なんとかOK
人口降雪機を供えたコースでは
一番下まで滑れます
たとえばグルントまでとか
フィルストの22番とか
ただ全般的に硬いところが多かったですね
行く前の週も気温が高く
だいぶ緩んでいたみたいです
そして直前になり、かなり冷え込み
みごとなスケートリンクの完成です
最初の日
シルトホルンで滑りましたが
どこもかしこもカチカチで
その日だけですでに膝が悲鳴を上げました
距離は大して滑ってなかったのに
1.ゲレンデの配置
ゲレンデの紹介
「グリンデルワルト」とは正確には町の名前で
スキー上の名前ではありません
エリア全体ではユングフラウリージョンなどとも呼ばれますね
ゲレンデは大きく3つに分かれています
それぞれのエリアは、離れていて
板を脱がずに行き来することはできません
一番広くて
人気があって
かつ中心に位置するのがクライネシャイデック・メンリッヒェン
グリンデルワルトからも直接アクセスできます
またもう一つグリンデルワルトから直接アクセスできますが
東に位置するフィルスト
エリア的には一番小さいです
そしてグリンデルワルトからは最も遠く
一番西に位置するのがミューレン・シルトホルン
3つのエリアの中で最も標高が高いです
それぞれ特徴があって
どこもいいところがあります
順に紹介していきましょう
2.クライネシャイデック
なんと言っても
クライネシャイデック&メンリッヒエェンが
ユングフラウリージョンの中心ですね
西側の谷、ウェンゲンからくる場合も
東側の谷、グリンデルワルトからくる場合も
電車はここが一旦終点となります
クライネシャイデックから
さらにあがってユングフラウヨッホにいく場合は
ここで乗り換えます
駅舎も大きく中にはレストランもあります
ホテルもあります
また大きなテントがあり
その中はバーになっています
スキー場の中では
もっともにぎやかなエリアです
目の前にはアイガー北壁が視界いっぱいに入ってきます
これだけでもここに来る意味があります
実際ここだけに半日寄るだけの
一般観光ツアーは数え切れません
冬でもね
またここからはユングフラウヨッホ展望台まで
電車が続いています
ユングフラウヨッホは
ヨーロッパで最も標高の高い駅になります
スキーパスでは行けません
別途お金を払う必要があります
ヨッホは夏には行ったことがあるので
今回はパスしました
行ったことのない人は
行っておいて損はないと思います
よくもまあこんなところに
しかも技術も未熟な時代に
電車を通したなと感動します
クライネシャイデックの周辺には
4本の高速リフトが集中しています
ほとんどがフードつき。
その中の1本は6人乗り。
スイスの設備は古いとか聞いていましたが
少なくともここグリンデルワルトではあてはまりません
もう昔の話です
ここは日本より進んだ最新のスキー場ですね
なおクリスマスシーズンですから
ヨーロッパでもお休みの人は多いです
つまりスキー場は込んでるほうだと思います
でも基本的にリフト待ちはありません
まれに待ったとしても5分も待ちません
クライネシャイデック周辺は
適度な傾斜地のかたまりで
その上、リフトが多数集中しています
降雪後、
ここはまさにパウダーパラダイスです
どこにいってもパウダーだらけです
<リフト下よりも、右奥、左奥に注目。無数にトラックが刻まれてます>
リフトであがってパウダーという
私の一番好きなパターン
もちろん一般の人が滑るコースは圧雪してあります
でも、それ以外のオフピステの面積の広いこと広いこと
みんな縦横無尽にむさぼりまくってます
降雪後は絶対ここがお勧めです
どこが狙い目かと聞かれても難しい
だってたくさんありすぎて、、、。
行けばわかります。
なおそんなに急ではありません
ダブルブラックのような急斜面や
クリフはないです
クライネシャイデックからは2方面に降りられます
一つはグリンデルワルト(=グルント)方面
または反対側(西側)の谷のwengen方面
ウェンゲンに降りるにもいくつかコースがありますが
スキーのワールドカップの滑降で使われるコースがあります
私はレースにはまったく興味がありませんが
ぜひYoutubeにupされているゲームで
このコースを味わってください
ゲームの景色とまったく同じものが流れていきます
それにしてもあそこを直滑降で滑るというのが
いかにクレージーかがわかります
<ラウバーホルンからややウェンゲン側へ降りた付近から見たアイガー>
降りた先のウェンゲンもいい町です
がけの上というロケーションもあって
まともは道路もなく
電気自動車だけが通行する非常に落ち着いた町です
次はここに泊まるのもいいかなと思いました
さてウェンゲンに降りてしまったら
その先はすべるところはなく
またあがるしかないのですが
登山電車でクライネシャイデックに戻れます
ただし30分に1本です
しかもクライネシャイデックまで20分かかります
そこでもう一つある手が
ロープウェイでメンリッヒエンに上るという手です
ロープウェイは15分おきだし
ほんの5分で着きます
メンリッヒェンは電車も来ず
クライネシャイデックほど栄えていはいませんが
このエリアでは一番標高も高く
山頂周辺はなだらかな斜面も多く
多くの人におすすめできるスロープです
近くの高台まで歩いてあがれば
すばらしいユングフラウ3山の
眺めが見れるということです
私は行きませんでしたが。。。 ^^;
クライネシャイデック、またはメンリッヒェンからは
グリンデルワルトに降りるコースがあります
かなり距離は長いです
特にクライネシャイデックからは
最初斜度がゆるすぎてなかなか進みません
そのほかも、ほぼ全般的に緩斜面。
今回は
雪の条件が硬すぎて
カービングが持続できないし
ひざはつらいし
第一あぶない
もし適度にやわらかい雪であれば
カービングしながらずっと楽しめそうな斜面です
うねりもあるし
左右にも曲がるし
スピードだせればかなり面白そうなところです
ここでは晴れていれば、
ベッターホルンが良く見えます
下山時は夕方なので山頂に夕日が入りきれいですね
3.フィルスト
つぎに紹介するのはフィルスト
グリンデルワルトの街の東側に当たります
フィルストからはアイガーを東から眺めることになり
稜線が恐竜の背中のようにとがっているのが見えます
グリンデルワルトの街から見えるベッターホルンも
フィルストからはぜんぜん違う形になります
さて、ここは全体的になだらかです
そして今回他のエリアがカチカチだったのに
ここはあまりアイスバーンがありません
理由は不明
緩斜面&凍ってない ということで
ここではボーダーが多いです
多いといってもスキーヤーに比べるとぜんぜん少ないのですが
他のエリアに比べればぜんぜん多い
一般スキーヤーにとってもすごく滑りやすい
おすすめです
ここはそれほど
「どこでもオフピステ」
という感じではないのですが
一番上のオーバーヨッホから北のほうへトラバースすると
よだれもんのオフピステがひろがってます
トラバースが必要なのでそれほど人も入りません
降雪後はここで遊ぶのもありですね
下山するコースはいくつかあります
今回はまだ雪不足のため
ゴンドラ直下のコースは中間駅のBortより上のみOpenでした。
ただここはやや急になり、条件も悪く、面白くないです。
22番なら一番下まで、うねり&左右の続く
飛ばすと最高のコースです
ただし、これで降りた場合
上る手段はありません
最後はバスか徒歩で移動し
またフィルストのゴンドラであがるしかありません
つまりその日最後のコースとしてはすごくおすすめ
<フィルストでの2010年初日の出>
4.シルトホルン
最後に紹介するのはミューレン・シルトホルンのエリア
グリンデルワルトからはアクセスが面倒です
一回、電車でツバイリュッチーネンまで戻り
そこで乗り換えます
そしてラウターブルネンで降り
さらにバスにのります
なおこの2回の乗り換えは確かに面倒ではありますが
時刻表がよくできているので、あまり待ち時間はありません
ほぼロスがなく移動ができます
そして。バスの終点から
今度はロープウェイを4本乗り継げば
ようやくシルトホルン山頂です
途中にロスはないと書きましたが
グリンデルワルトの駅を8:47に出発して
シルトホルン山頂に着いたのは10:30です
まあ途中もきれいな景色なので飽きないですけど
シルトホルンからのユングフラウ3山はまた別の風景です
ぜひお勧めしたいですね
ピッツグロリアでの食事を予約するときは
12:00と13:30の2回の予約があります
私は11時過ぎにレストランで直接13:30の回を予約しました
名前と人数を言うだけです。
12/27というクリスマスシーズンでしたが
余裕で予約できました。
これで窓際の席を確保できます。
<ピッツグロリア内からの風景>
さて肝心の斜面ですが
正直つらかった
何がつらいってあの硬さ。
急だと聞いていたシルトホルン直下のコースも
ぜんぜんたいしたことありません
中級者だって鼻歌交じりで余裕で滑れるでしょう
ただし、
硬かった
ほんとどこいっても固い
青い氷がしょっちゅうあらわれる
すべり的に
「面白いか?」
と聞かれればばNoです
ただし滑ってる最中に正面に見えるユングフラウ3山の景色は
ほんとに見事
見とれちゃいます
まあ、他のエリアでもそうなんですが
晴れた日は気をつけましょう
つい、前を見ずに滑ってしまいます。
雪のコンディションがよければすごかったでしょうね
あの景色&やや急な斜面
やったことないですが山岳スキー的な感覚かと。
でも景色が良かったので
シルトホルンほんと満足できました。
5.ソリ
一度やってみたかった
ソリをやりました
ソリを借りるときに
普通にアルミ製のソリを薦められましたが
スイスっぽいのが欲しかったので
わざわざ木製のものを借りました
アルミ製は15フラン
木製は13フラン
あとからわかったけどこれが失敗でした
とにかく今日はコンディションが悪い。。。
昨日に続いて気温がかなり高め
2000m以上ではなんとか雪ですがかなり重い
下のほうは雨。
そんなコンディションなんで
雪はかなりぐしゃぐしゃ
ソリは沈む沈む。。。
それでもアルミ製のものは大きめで浮きやすいし、
スピードも出るし
方向もかなり自在に変えられる感じ
お尻のところも布になっててクッションが効く
木製のものは進まないし、
コントロールもなかなか難しい。
でもおかげさまでソリの技術はかなり上達しましたね
まず朝一でクライネシャイデックまであがって
グリンデルワルト側の途中のアルピグレンまで下降
これで1時間
次にまたクライネシャイデックまで登ってランチ
店に入って、ちょっとたつと猛吹雪になりました
おかげで店は超満員
席が空くのを待っている人の視線が痛い。。。
バブル期の日本のスキー場みたいでした ^^;
ランチ後、ウェンゲンを目指して下降
でも途中から雨、雨、雨
コース自身はすごく面白いのに
ちょっとコンディションが悪すぎ
途中のAllmend駅で下りの電車に乗りました
ここでも1時間
ウェンゲンからメリッヒェンにあがって
そこから途中のHolensteinまで下降
ここでは最初は雪で後半は曇り
雪の状態はベストではないですが
なかなかよかったです
教訓!
・ソリは面白い。1回はやってみましょう
・一番高いアルミ製のものを借りるべし
・気温の低いときにやろう
・絶対に普通の靴でやってはダメ。めちゃくちゃ雪入ります(経験済み) ^^;
・慣れてくるとスピード出した状態で豪快にこけるのでアザができます
6.ホテル
ホテルはベルナーホフでした
日本のパッケージツアーでも使われます
さすがに冬なので
パッケージツアーは入っていませんでしたが。
滞在中、日本からの個人旅行客は何組か見ました
ベルナーホフは、私の会社の福利厚生で
補助を受けられるので利用しました
駅の目の前だしとっても便利
私は格安で泊まったのでアイガービューではなかったのですが
西側の部屋であれば、アイガービュー&テラス付きです
無料の無線LANあり。
部屋には特にコーヒーメーカーはないですが
ラウンジがあり、おいしいコーヒーが飲めます
朝食はスイスの山では定番の
数種類のパン、
数種類のチーズ、
数種類のハム、
ゆでたまご、
数種類のヨーグルトのビュッフェ
です
コーヒーか紅茶がつきます
スイスではホントどこでも同じですね
でも、パンも暖かいし十分満足おいしい
なお日本人にとってスイスでは絶対的に野菜不足になります
そんなときはスーパーで野菜を買うか
または後述するジャスミンガーデンという
中華料理に行くのがお勧めです
中華には野菜料理がたくさんあるしね
ベルナーホフのホテルのご主人には
こんなに連泊する日本人は珍しいと言われました
宿のスタッフはみんなフレンドリーです
結構お話しました。
日本語は通じませんが
英語が多少なりとも話せる人は
ぜひ話してみて
特にご主人(結構若そう)は
親切にいろいろ教えてくれます。
奥さんとはそれほど話す機会がなかったかな。
あとタイ出身の若い女性、従業員かな?
気さくにいろいろ話してくれました。
いろいろ教えてもらったな
グリンデルワルトは、夏を含め4回目ですが
まだまだ見たりないことがよくわかりました
また夏に来てみるのもいいかな
7.町、レストラン
グリンデルワルトの町は、それほど面白くありません。
今までいくつかスノーリゾート行きました。
シャモニー、バルディゼール、ウィスラー、メリベル、ツェルマット
どこもいろいろお店があって夜の町歩きも楽しかったです
でも
グリンデルワルトは店が少ない
2日もあれば全部見れちゃう
夜が暇でしたね
時差ぼけもあって
いつも10時くらいに就寝
で6時半に起きちゃう
朝7時からの食事は必ず一番乗り
いつまでたっても時差ぼけから抜け出せませんでした
夏には日本食を出したりする
レストランもありますが
冬には日本食がない!
そこで、頼りになるのは
「Jasmine Garden(茶香園)」と言う
中華レストラン
地下にあって
入り口は奥まったところにあって
とても入りにくい感じなんだけど
うまいっす
店が狭いせいもあるけどいつも盛況
グリンデルワルトでは7泊したのですが
最初の2泊は時差ぼけもあり食欲がなく
スーパーで買ったサンドウィッチ。
残りの5日のうち、4日間がジャスミンガーデンでした
だってうまいんだもん
他にも毎日来る日本人ファミリーがいて
すっかり顔なじみになりました
ミラノに住んでるそうで
陸路で来たということでした
なんともうらやましい
ジャスミンガーデンでは
だいたい何でも多いしいのですが
この焼きそばとか
炒め物系
毎日欠かさず食べた「酸辛スープ」。
初日、コースを注文したのですが、
酸辛スープはコース内の一品でした
これがウマい
翌日以降は、コースではなく
毎日違うものをバラバラに頼んでいましたが
このスープだけは必ずオーダーしてました
最終日、デザートで食べた
「フライドバナナ」
これうまかった
日本では絶対見ないんだけど
聞いたらスイス国内の中華料理では人気だそうです
なお夏には日本人がたくさん来るので
杏仁豆腐を用意しているそうです
唯一、例外でお勧めできないのがチャーハン
これは混ぜご飯のような感じなので
ぜんぜんチャーハンじゃないです
ご飯ものがほしければ白飯でいいと思います
それよりも焼きそばの方がお勧めですけど。
一番安い「野菜入り焼きそば」で十分ウマいです
値段はそこそこします
スイスですから。
だいたい一人3500円ちょいでした。
(ワインを頼まなければもう少し安いです)
でも毎日来ちゃいますよ
うまいんだもん
グリンデルワルトで
ジャスミンガーデン以外で唯一入ったレストランは
Kreuz Und Post
フォンデュシノワーズを食べました。
「シノワーズ」とは「中国風」という意味ですが、
ぜんぜん中華料理とは違います。
スイスに来たら必ず食べます
チーズフォンデュも悪くないですが
ちょっとヘビーだし飽きる。
オイルフォンデュもあまり特徴がない。
フォンデュを食べるなら絶対シノワーズがお勧めです。
クロイツ&ポストは人気レストランなので
最初、予約無しで行ったら入れませんでした
予約をしましょう
他もそうなのですが予約はしたほうが無難
当日だと結構入れなかったりします
なおヨーロッパで大晦日と言えばシルベスターですね。
特殊なコースを時間をかけて食べます
しかもきれいな格好(最低でもネクタイ&ジャケット)
をするのが慣わしです
これがメンドクサイ
革靴なんて持ってくの超邪魔だし。
その点、ジャスミンガーデンは心配無用
いつもどおりです
ただし大晦日は特に込み合うので
遅くとも前日には予約しておきましょう
8.人生最大のピンチ。か??
フィルストのオフピステで
今までで一番危険な状況に陥りました
オフピステ滑走中、
雪に隠れていた岩にスキーを引っ掛けて
バランスを崩しました
もうリカバリーは無理
「転ぶな」と思ったときに
目に前にあったのは
雪の上に出ていたとがった岩!!!
そのまま結構なスピードで
その岩に腰の辺りから激突!!!
「痛い」
と思う間もなく一回転
視界に映る空を眺めながら
その先の斜面はまったく不明
もしそのまま岩が続くような場所であれば
岩の上を転がり落ちるという
最悪のシナリオ
でも幸い
その先はどっぷり深い深雪でした
でも、パンツは再起不能
2箇所×20cmほど破れましたが
ケツパッドにも救われ
巨大な青アザだけで済みました
これを書いている現在
すでに2週間たちましたがまだ痛い
寝返りを打つと痛みで目が覚めます
アホですね、まったく。
でもやめられないですね
パウダーは
9.アイガーグレッチャー
「アイガーグレッチャー」とは
クライネシャイデックから一つあがった駅の名前です
もっと正確に言えばアイガー氷河のそばに駅があるから
「アイガーグレッチャー」駅と言う訳です。
その駅まではリフトパスで電車に乗れます
その駅よりさらに先はヨッホまでの別料金の切符が必要です
普通、クライネシャイデックまで電車であがれば
そこからはスキーで移動します。
アイガーグレッチャーまであがりたければ
リフトで行くのが普通です。
でもそのときは、電車のヌクヌク暖かい環境が気持ちよく
アイガーグレッチャー駅まで電車であがろうと思いました
クライネシャデックを出てから数分走って
電車が止まりました
アイガーグレッチャーの駅だと思って降りたのですが
なぜがスキーの貨物室のドアが開かない
そうこうしてるうちに電車は出発してしまいました
つまり板だけはそのままヨッホに向かい
体だけ取り残されたのです
あとで判明したのですが
実はそこはアイガーグレッチャーの駅ではなかったのです
その途中にあるリフト係員が乗り降りするためだけの停留所
だったらなんで乗降用のドア開けるの?
完全に取り残された私たちは仕方なく
20分歩いてクライネシャイデックまで戻り
1時間後、その電車が戻ってくるのを待って
カフェでお茶してました
結局はその日午前中は天気が悪く
午後はすばらしく天気が回復しました
午前中滑れなかったおかげで
体力も残っていて
結果的にはすべてOKでしたね
10.個人旅行もいいよ!
11.世界の車窓から
往路
天気が良かったので
時間は1時間余計にかかりますが
ルツェルン経由でフリンデルワルトに行きました
予想通り美しい景色の連続でまさにスイス
さらにマイリンゲンより先では食堂車が連結!
カフェってみました。
まさに世界の車窓からの世界
復路
ベルン経由で帰りました
距離も遠いし、値段もルツェルン経由より高いですが
幹線なので早いです
電車に乗っていると
だんだんユングフラウ3山が遠くなってきます
でも途中下車して発見したのは
なんとベルンからもユングフラウ3山は見えるのですね
昔、夏に来たときは天気が悪かったので
ぜんぜん知らなかった
それにしてもベルンも寒い
-8度くらい。
おまけに日曜日だったのでお店が開いてない。。。
ということでここもそそくさと退散
チューリッヒに移動
昔も入ったことのあるZeughausekellerで食事。
このレストランは大盛況でしたね
なお日曜日、デパートや普通のものを売るお店は全部閉まっていますが
カフェとかレストランはやってます
あと特に変わったものはないですが
チューリッヒ駅の地下はお店開いてます
簡単なお土産くらいなら手に入ります
お目当てだったBally本店も休みでした
どこの店も大きく「SALE」と書いてあるのにね。。。
朝のチューリッヒ駅には
ウェアを完全に着込んで、
ヘルメットをかぶって
中にはブーツまで履いた人が
電車に乗ってスキー場を目指します
ソリを持った人もいます
いいですね〜
東京駅にも板を持っている人は結構いるけど
さすがにウェア着ている人はいないし
そんな気軽にいける感じではないですよね
新幹線だから料金も高いしね
さすがスイス
12.フライバゲージ
スイスでは鉄道輸送が発達しているので
荷物を駅から駅まで運んでくれるというサービスがあります
その発展版で「フライバゲージ」というのがあります
駅で、飛行機の搭乗のチェックインをして、
荷物もその駅でチェックインできるというサービス
本当にできるのか半信半疑でしたが見事にできました
でも、受けつけてくれる時間が複雑です。
飛行機の出発時間から逆算するのですが
持って行く時間が早すぎても、遅すぎてもダメ。
できる航空会社と、できない航空会社がある
事前に調べがつかなかったので
グリンデルワルトの日本語観光案内所で聞きました
ここすごく親切です
どうやってマージン稼いでるのか知らないけど
きさくに何でも相談乗ってくれます
私は英語を多少話しますが
込み入った難しい話はやはり難しい
日本語で難しいことが相談できるのがすばらしい
で私のフライトはANA・ルフトハンザ共同運航便で
チューリッヒ→フランクフルト→成田
でした。
飛行機はチューリッヒを18時発。
当日の朝6時にグリンデルワルトの駅で預けた荷物が
しっかり成田空港のターンテーブルで出てきました
超ラクチン
おかげさまで帰りは手ぶらだったので
途中、ベルン、チューリッヒと
気軽に観光できました
荷物引きずってたら観光なんて絶対無理だった
13.費用
さて、個人旅行。
肝心の料金は?
個人旅行。8月申し込み。の場合。
12/25 - 1/4 9泊11日、滑走7日、朝食込み。 約20万円。
フェローだと
12/27 - 1/4 7泊9日、滑走6日、朝・夕食込み。 約34万円。
でも、フェローは安いほう。
フェローの手厚いフォローを考えると十分妥当な金額だと思う
ほかの一般の旅行会社のツアーだと
100万円近いものまである
内訳:
航空券:130,000万円 (ANA,経由便)
電車 14,000円(チューリッヒ、グリンデルワルト往復)
チューリッヒ1泊 10,000円、
グリンデルワルト8泊で49,000円。
※グリンデルワルトのホテルは会社の割引を使ったので安い。
普通にとれば64000円かかる宿。
グリンデルワルトはツェルマットのような高級リゾートではないので
それほど高くありません。
なお、もう少し早く申し込めば、航空券8万円以下でした。
そうするとなんと15万円!
またもう一つ安い理由として
出発日をずらしている点ですね
金曜出発になっているところが
パッケージツアーとは違います
なお8月時点で土曜出発の航空券を取ろうとすると
同程度の金額の航空券は売り切れで
もっと高い金額の航空券しかあまっていませんでした
ま、いろいろありますが
個人旅行はやはり安いですね。
飛行機が遅れたり、欠航した場合などのリスクは
すべて自分持ちですけど。
なお帰国時、経由地のフランクフルトの空港には
雪が結構残っていました
数日前に降った模様です
もし自分の移動日に雪など降られて
違う空港に降りたりしたら
けっこうパニックですね
14.事前チェック
15.滑走記録
12/27(日) 快晴
「シルトホルン」
1. ロープウェイ(Stechelberg -> Gimmelwald -> Murren)
2. ロープウェイ(Murren -> Birg -> Schilthorn) (1322)
trail : 10,11>br>
3. RIGGLI (309)
trail : 11,13
4. MUTTLEREN (204)
trail : 15
5. KANDAHAR (245)
trail : 15,16,6,20
6. ロープウェイ(Murren -> Birg -> Schilthorn) (1322)
<ランチ>
trail : 10,11,13
7. MUTTLEREN (204)
trail : 15,16,5
8. MAULERHUBEL (135)
trail : 2
総標高差 : 3792m
12/28(月) 曇り のち 雪
「クライネシャイデック」
1. ゴンドラ(Grund -> Mannlichen) (1283)
trail : 3
2. MANNLICHEN (435)
trail : 3
3. LAGER (446)
trail : 6
4. GUMMI (219)
trail : 12
5. EIGERNORDWAND (494)
trail : 31
<ランチ>
6. LAUBERHORN (340)
trail : 45,36
7. 電車(Wengem -> KleineScheidegg) (787)
trail : 36
8. WIXI (485)
trail : 45,36
<ブレーク>
9. ロープウェイ (Wengen -> Mannlichen) (948)
trail : 3
総標高差 : 5427m
12/29(火) 曇り のち 雨
「フィルスト」
1. ゴンドラ (Grindelwald -> First) (1105)
2. OBERJOCH (337)
trail : 1
3. OBERJOCH (337)
trail : 1,3
4. SCHILT (268)
trail :10,11
5. HOHWALD (243)
trail : 10,13
6. GRINDEL (290)
7. ゴンドラ (Schereckfeld -> First) (213)
8. ゴンドラ (Bort -> First) (598)
trail : 3,7,22
総標高差 : 3291m
12/30(水) 曇り のち 雪、雨
「クライネシャイデック(そり)」
1. 電車 (Grindelwald -> KleineSheidegg)
trail : KleineScheidegg -> Alpiglen
2. 電車 (Alpiglen -> KleineSheidegg)
trail : KleineScheidegg -> Allmend
<ランチ>
3. 電車 (Allmend -> Wengen 下り)
4. ロープウェイ (Wengen -> Mannlichen)
trail : Mannlichen -> Holenstein
5. ロープウェイ (Holenstein -> Grund 下り)
12/31(木) 雨 のち 曇り のち 晴れ
「クライネシャイデック」
1. 電車 (Grindelwald -> KleineSheidegg) (1117)
trail : 事情によりFALLBODENからKleineScheideggまで徒歩で下る
<ブレーク>
trail : 22
2. EIGERNORDWAND (494)
trail : 25
3. ARVEN (234)
4. LAUBERHORN (340)
trail : 42
5. LAUBERHORN (340)
trail : 45,43,36,47
6. INNERWENGEN (235)
<ランチ>
7. 電車 (Allmend -> KleineScheidegg)
trail : 22
8. HONEGG (480)
trail : 12
9. HONEGG (480)
trail : 12
10. ARVEN (234)
11. LAUBERHORN (340)
trail : 42,22,21
1/1(金) うす曇り
「フィルスト」
1. ゴンドラ (Grindelwald -> First) (1105)
2. OBERJOCH (337)
trail : 1
3. OBERJOCH (337)
trail : 1
4. OBERJOCH (337)
trail : 1
<ブレーク>>br>
5. OBERJOCH (337)
trail : off-piste1
6. OBERJOCH (337)
trail : off-piste1
7. OBERJOCH (337)
trail : 2,8
8. SCHILT (268)
trail : 9,7,22
総標高差 : 3395m
1/2(土) 吹雪 のち 晴れ
「クライネシャイデック」
1. ゴンドラ (Grund -> Mannlichen) (1283)
<ブレーク、ランチ>
2. Mannlichen (435)
trail : 12
3. GUMMI (219)
trail : 12
4. HONEGG (480)
trail : 15
5. EIGERNORDWAND (494)
trail : 31,36
6. WIXI (485)
trail : 44
7. WIXI (485)
trail : 42
8. LAUBERHORN (340)
trail : 42,21
9. HONEGG (480)
trail : 11,21