2003 バルディゼール 2002.1.28 - 2003.1.5



2002/12/28〜2003/1/5の日程でバルディゼールに行ったときの記録です。
私は初めての滞在でしたが6日間全てガイド無しで滑りました。


1.ゲレンデの広さ
2.コース整備状況
3.リフト
4.オフピステ
5.レスキュー、救急車、病院
6.レンタルスキー
7.町の様子
8.滑走記録(搭乗リフト、滑走コース)

(英字大文字表記はリフト名、英字小文字はコース名、ただしオフピステは「」付小文字で書いています。)






1.ゲレンデの広さ

とにかく広いです。
バルディゼールと隣のティーニュを合わせてエスパスキリーといいます。

リフト券は共通で基本的に全エリアがつながっています。
視界の良いときにピークに登るとその広さがよくわかります。
いくつもの尾根、谷にまたがって
かなり遠くにリフトがかかっているのが
かろうじて見えるくらいです。

日本とは違って、
距離の長い大人数乗りのリフトが
広範囲に分散してかかっているので感覚がかなり違います。

参考までにピークとボトムの標高差で比較すると、、、。

八方尾根では、標高差1000m(1800m-800m)のピークが1つ、
ウィスラーブラッコムは、1500m(2200m-700m)のピークが2つ、

エスパスキリーは代表的なピークだけで、
1500m(ピッサイヤ〜ルフォルネ、3400m-1900m)
1000m(ベルバードゥ〜バルディゼール(ビレッジ)、2800-1800m)
900m(Toviere〜ラダイユ、2700m-1800m)
1300m(グランモット〜バルクラレ、3400m-2100m)
1200m(エギュイペルセ〜ブレヴィエール、2800-1600m)

などがあり、まだ他にもピークがいくつかあります。
つまり、ピーク・ボトムの標高差を加算していっただけの
極めて単純な計算ですが、
ウィスラーブラッコムは八方尾根の3倍。
エスパスキリーは八方の6倍になります。

さらにエスパスキリーはボトムの数もいくつもあります。
滑るコースは千差万別。
さらにオフピステも多数有ります。

その上エスパスキリーで注目すべきはその標高の高さで、
7、8割は森林限界を超えた真っ白な厳戒なアルプスの山の中です。
景色の素晴らしさは言葉では表せないし、
写真やビデオでも伝えることは出来ません。

ただし雑誌などで書いてある1週間滑っても滑りきれないとか、
バルディゼールからブレヴィエール(ティーニュ側の一番下)まで
行って戻るのに丸1日かかるとか言う表現は
ゆったりと滑った場合の話です。

天候が悪かったり、
ガイドをつけて説明を受けながらゆっくり滑れば
そうなるかも知れませんが、
ヨーロッパまで滑りに来る方の実力からすれば
実際はもっと滑れます。

なんと言ってもリフトの配置&機動力が素晴らしいので。

8項(後述)の行動記録を参考にしてください。
視界の良かった12/30と1/1の移動量はかなりのものです。
12/30は妻と一緒だったため
滑る速度はせいぜい男性の中級者程度です。

私一人で滑っていますが、
途中でオフピステに入りかなりゆっくり滑ったのと、
ビデオ撮影にかなりの時間を費やしたので合わせて
1時間半位は余分にかかっています。

つまり、、、

・体力のある中上級者だけの小グループで
・ガイドなしで
・朝一番に出発し
・オフピステであまり遊びすぎず
・視界が良い日

以上の5つの条件が整えば、
エスパスキリー1周は1日で可能だと思います。

例えば、
バルディゼールを出発して、
ブレヴィエール(ティーニュの一番下)、
エギュイペルセ(ティ−ニュ側の1つのピーク)、
グランモット(ティ−ニュ側最高峰)、
ピッサイヤ(バルディゼール側最高峰)、
ルフォルネ(バルディゼール側の一番端のボトム)
に下りる等です。
もし次にエスパスキリーに行くことがあれば、
一度は挑戦してみたいと思います。

ただ、本当に素晴らしいリゾートなので、
毎日そこまでしゃかりきになって滑る必要は無いと思います。

普段は景色を見ながらゆったりと滑ったり、
好みの斜面があったらそこをじっくり楽しんだり、
晴れているならカフェでのんびりしたりするのが
本来の楽しみ方でしょう。

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2.コース整備状況

コースの整備は立派です。
しかし、毎朝、コースの100%が圧雪されているわけではありません。
コースが多すぎて全てを圧雪することは不可能なのでしょう。

それでもかなりの部分を圧雪しています。
大変素晴らしいコース整備だと思います。

なお日本のスキー場と根本的に違うのは木が生えてないので
周りが白一色で身近に目標物がないということです。
またあまりに景色が雄大なため、
知らず知らずのうちに
もの凄いスピードになっていることがあるので注意しましょう。

また中には圧雪できなかった部分が残っていたりします。
こういったところではコブまではいきませんが
微妙なウネリがあって足をすくわれます。
圧雪されたコースでも
人気のあるコースは午後にはウネってきます。

なお、お正月ということもあったと思いますが
人気のあるコースの日中は
もの凄い人の数で、あまり飛ばすことは出来ません。

危険個所のアバランチコントロールもしており、
降雪後の朝には山中に「ドカン、ドカン」と音が聞こえます。
降雪後には、急斜面など圧雪できないようなコースは
閉鎖されていることもけっこうあります。

コブ斜面は数えるほどしかありません。
1月始めという時期的な理由もあるかもしれません。
あまり大したものではありませんでした。
コブの形も間隔が長めで浅めの懐かしいコブでした。

パークもありましたが、
外から見た限りではテーブルトップが何台か見えただけで
それほど凄いものには見えませんでした。

これも時期的なものがあるかもしれません(これから拡張するのかも)。
コブやパークは日本でも遊べるので今回はパスしています。
一方、圧雪だけを滑るというのもナンセンスだと思います。

ここの楽しみはなんといってもオフピステ&景色。
圧雪したところしか滑ったことの無い人も
ちょっとだけコースをはずれた安全なところで
自然の雪を体験してみてください。
新しい世界に目覚めるはずです。
海外では"At Your Own Risk"つまり自己責任ですので気をつけて。

スノーボードについて:
コースは古くからスキー場だったのと
岩山の自然の地形を利用しているため、
コース内であってもところどころに上りがあります。

また一般の人には不向きな急斜面もあります。
またJバーリフトもあります
(でもヨーロッパ人はボードでも平気で乗ります)。
こういった点でボーダー泣かせの部分は確かに存在します。
それでもありあまるオフピステや、
気持ちの良い緩中斜面などボーダー好みの斜面もたくさんあり、
行く価値は十分です。

もちろん雄大な大自然の景色はスキー・ボードは関係ないでしょう。
確かにここではまだスキーが主流です。(2003年)
ですがぜひボードの皆さんにも
雄大な景色、雄大な斜面を味わっていただければと思います。

ヨーロッパの人はスキーが「うまい」です。
様々な斜面を心から楽しめる技術&スピリットを持っています。
オフピステにもスキーヤーがたくさんいて、
スキー、ボードのわけ隔てなく楽しんでいます。
リフトだってみんな仲良く乗ってます。

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3.リフト

とんでもない機動力です。
日本の数年先を行っています。
(2009年追記:いまだに日本は2003年のバルディゼールの足元にも及びません)

この設備とゲレンデの広さとゲレンデ整備の素晴らしさとあわせて考えれば、
日本のリフト券代と大差ないというのは驚きです。

ちなみに6日間で172.5ユーロ(約23000円。131円/ユーロ、Jan'03)です。
リフトは最大で8人乗りがありました。
6人乗りも何ヶ所かあります。
高速リフトでない普通のリフトもトリプルやクワッドあたりまえです。

またスピードも日本では見られない速さで運転しているので
乗るときは注意していないと痛い思いをします。

日本人が苦手なJバー、Tバーもありますが
他のヨーロッパのスキー場に比べれば少ないようです。
リフトはどれも長いです。
距離が書いていないのではっきりとはわかりませんが
2kmくらいが標準でしょうか。

電車(ケーブルカー)が2本あります。
よくある登山電車とは雲泥の差で、かなり速いです。

2002/3シーズンに新たにかかった
バルディゼール−ベルバードゥ間のゴンドラは
なんと24人乗りです。

2台が行き来するロープウェイじゃないですよ。
次々とやってくるゴンドラ1つ1つが24人乗りなんです。
これを含めてゴンドラは5本です。
2台が行き来するタイプのロープウェイは3ヶ所です。

一番下のリフトはだいたい9:00から動きます。
それから徐々に上が動いていきます。

なお私は2回グランモット氷河にあがるロープウェイに
乗ろうとしましたが2回ともclosedでした。
1回目は風のためと思われます。
2回目は快晴微風でしたが、
前夜にロープに凍りついた雪を落とす作業をしていました。

リフト待ちはほとんどありません。
朝二(10時頃か?)の一番下はちょっと込みますが、
朝一(9:00)なら空いてます。

また夕方、帰路にあたるリフト、
例えばバルクラレ(ティーニュ側)から
バルディール側に向かうFRESSEなどのリフトはやや込みます。

なおリフトが終了してしまい、
滑って戻れない場合タクシーになるそうです。
価格がどのくらいかかるかはわかりません。

またどのリフトも一見込んでいるように見えても
一度に乗れる人数が多い上に、マナー良くほぼ定員乗車で乗るので
意外と早く乗れます。

バルディゼール側には
下からラダイユ、ソレイズ、ルフォルネ、と
大きく分けて3つも起点がありますが
巡回バスが頻繁に走ってます。
バスはリフト券で乗れるのですが実際はチェックしていません。

夕方はティーニュ側からラダイユに滑り降りる人がたくさんいるので、
ラダイユ発ソレイズ行きは結構込みます。
でもシャモニーに比べれば遥かにましで
待つとしても10分程度でした。

なおラダイユから直接ソレイズまでいけるわけではありません。
ラダイユ−ソレイズ間、ルフォルネ−ソレイズ間と別路線になっており、
ソレイズをまたいで乗車する時にはソレイズで乗り換える必要があります。

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4.オフピステ

快晴の2003年元旦。私は1人単独でオフピステに入りました。
公式にはガイドをつけることが義務づけられているそうです。
ただし事実からお伝えすると、
オフピステで出会った数グループの中で
ガイドをつけているところはなさそうでした。

でも、もし1人で入って、
動けなくなってしまった場合に
レスキューを頼めない可能性があります。

オフピステのライン取りはそれこそたくさんあるので
運が悪ければ後から滑る人がいたとしても
誰にも発見されないこともありえるでしょう。
最低でも複数の人で入るべきだと思います。
なおオフピステの滑走はご自身の責任でお願いします。

sache(ティーニュ)

ティーニュの一番端にあるsacheはmapでは黒コースですが、
実際はオフピステと言えるでしょう。
コースの境界を示すポールは無く、
もちろん圧雪してありません。
入り口もはっきりしません。
天候が悪ければ決して入らなかったと思います。

ここでは滑っている人はほとんどなく、
20分(?)くらいの滑走の中で途中3組に出会っただけです。
また通常のコースから離れているため、
非常に静かで風の音しか聞こえない
静寂なアルプスの山の世界を堪能できました。

斜面自身はそれほど急な斜面はなく、
また登りもほとんどなく、
新雪及び悪雪さえ滑れる人であればまず問題ありません。

私の場合、基本的にはコースがよくわからないので
しばしば立ち止まっては
絶えず前に人がいるのを確認しながら、
後を滑るようにしたので20〜30分くらいは
かかったのではないかと思います。
上級者には絶対お勧めのコースです。

なお圧雪しか滑れない人には難しいと思います。

silene(だと思う。ティーニュ)

これもmapでは黒コースですが実際はオフピステ同様です。
MARAISリフトに乗っていると途中で右に見える斜面です。
結構多数の人が滑っているのですぐわかります。
またリフト上から観察してればルートもよくわかるので安心して入れます。
コースより上に岩山があり、そこが雪崩れそうな感じでちょっとこわい。

たくさん人が入り込むのでその分バージンは期待薄ですが、
うまく探せばけっこう残ってます。
コースは短いし、迷いようが無いので
遭難という意味では比較的安全だと思います。

「vallee perdue](バルディゼール)

全く違った意味で面白いところです。
なお著しく腕力に自身の無い方、勇気が無い方にはお薦めしません。
ここは他のオフピステと違ってコースを見失うことはありません。
なぜなら広大なオフピステを滑るわけではなく
幅1〜3mくらいの谷底を滑るのです。
両側は高さ10〜15mくらいの断崖絶壁になっています。
グランドキャニオンをものすごく小さくしたものと思ってください。

このようなコースが延々と続きます。
スリリングで、一歩間違えば岩に突っ込んでしまいます。
確実にスピードをコントロールしましょう。

曲がりくねっているので、
その先が直角に曲がっているのか、
垂直に落ち込んでいるのか、
はたまた人が立ち止まっているのか全く分かりません。

途中、2mくらいの垂直のガケになったり、
洞窟になっていたりして、
板を外さなければならない個所が2ヶ所ほどあります。
一人で切り抜けるのはなかなか大変です。

私の場合、前に滑っていたフランス人に助けてもらい、
また後続のイギリス人を助けてあげました。
ここではみんな楽しくて笑いが出て、自然に友達になれます。
また垂直のガケを下りる際はロープで全体重をささえて
降りていくことが必要です。

落ちたとしても大した高さじゃないんで問題ないとは思いますが
岩にあたったりする可能性もあるので、
安全のためには自分の体重を手で支えられる腕力があったほうがいいでしょう。

コースの入り口はTOMMEUSESリフト乗り場のすぐ下から始まっている谷です。
行けばわかります。
あきらかに一般コースではない谷に向かって何本かトラックがついているはずです。
このコースは皆同じラインを滑るしかないので
降雪直後でない限り新雪はありません。

おまけ

バルディゼールの一番端にあるSIGNALリフト終点より滑ったときのことです。
その時は猛吹雪の上、ガスがでていて
オフピステに入る気など全くありませんでした。

コース内でも滑っている人はごくわずかでした。
コース表示のポールを頼りに滑っていたはずなのに、
ガスのためか途中でポールを見失ってしまい
雪深い不思議な斜面に入りこんでしまいました。

降雪時にはコース内も新雪状態になっている場合があり、
雪面の状態からはコースかどうか判断できない場合があります。
きづいたときにはボールの底にいました。

リフトの音は聞こえます。
それほど遠くに外れたようではないので、
しばらくその場に留まり、ガスが薄くなるのを待ちました。
するとコースポールがすぐ上にあります
(と言っても50m位い登りましたが。しかも重い深雪)。

このように悪天候時には木の全く無いスキー場は
目印が乏しく非常に危険です。



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5.レスキュー、救急車、病院

今回、妻がソレイズの上のほうにあるarcelleというコースで
「足首」捻挫というスキーでは珍しいケガをしました。
リフトの係員に助けを頼み(ここでは英語が通じず苦労しました)、
10分位で1人のパトロールがソリと共にやってきました。
急斜面のコブ斜面をソリを引きずりながら
猛スピードで直滑降をするという想像を絶するテクニックの持ち主です。

もちろん人をソリに乗せた後はもの凄く慎重に滑ってましたが。
パトロールは英語が通じました。
現場で収容中に「そのまま救急車で病院に行くか?」と聞かれたので、

Yesと答えると、そこですぐに無線(電話?)で連絡を取ってくれました。
ソリでコース下まで降りると、そこにスノーモービルが待機していました。
通常のスキーコースであればそこで行き止まりで
一度リフトで上に登らないと町まで戻れないようになっています。
スノーモービルはそのまま山を登ることなく
谷沿いのクロスカントリースキー用のコースを5分くらい走り、
今度は救急車が待機していました。

言葉の出ないくらい迅速で完璧な対応です。
救出後30分以内には病院の診察台の上でした。

病院はバルディゼールの町のややはずれにあります。
医者はいきなりキレイな英語で
「僕が担当医の〇〇です。よろしく」
と笑顔で握手を求めてきて、日本とはかなり雰囲気が違います。
病院も大変清潔で医者も大変感じが良く、
妻が次の快晴の日に滑れなかったことを除けば、
大金を払ったに値する大変貴重な体験をできたと思います。

病院の外観も木をふんだんに使った
山小屋風の建物で病院と言う感じがしません。
でも中は最新設備です。
ちなみにやはり英語力はある程度必要です
(もちろんフランス語が話せればパーフェクトでしょう)。
もし通訳が必要であれば
日本人相手の現地エージェントなどに頼めば有料でやってくれます。
ちなみに

パトロール:148ユーロ(約19000円)
救急車:81ユーロ(約11000円)
診察代:130ユーロ(約17000円)
薬代:29ユーロ(約4000円)
しめて5万円かかりました。

きちんと領収書をもらっていて、
海外旅行保険などに加入していれば戻ってきます。

なお大きなスキー場にある病院だけあって
15分おき位いで救急車が到着しては
ケガをしたスキーヤー・ボーダーを運んできます。

また自力で下山し来院してくる人もたくさんいて
待合室はいっぱいです。大繁盛です。

日中の街中にはビッコを引いた人、
松葉杖をついている人などが結構います。
帰りのジュネーヴ空港でも結構見ました。
皆さんくれぐれもケガをしないように注意しましょう。

なお晴れの日はケガ人が多いそうです。
天候が悪いと慎重に滑るので逆に事故やケガは減るそうです。

なお、パトロールはケガをした本人のスキー板を事務所まで持ち帰ります。
後で板を事務所まで引き取りに行き、そこで支払いとなります。
なおパトロールも病院もクレジットカードで支払い可能です。
パトロールで救急車代も支払います。

しかし、もしティーニュでケガをしたらもっと大変だったでしょう。
板を引き取りに行くのもバルディゼールに帰るのも。
逆にティーニュに泊まっていてバルディゼールでケガをしても大変でしょうね。

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6.レンタルスキー

今回はスキー板はレンタルにしました。
最新モデルを貸してくれるというのは事実です。
ただし年末年始と言うこともあり、
借りに行った時には既にある程度減っていました。
それでもぜひ履いて見たいと思っていた
数種類の板が残っていたので満足できました。
クロス用や競技用などの高そうな板もたくさん見ました。
競技指向、基礎指向、もちろんレジャー指向の人も
きっと満足できるのではないかと思います。
レンタル料金は6日間で94.5ユーロ(約12000円)でした。

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7.町の様子



バルディゼールの町は石造り、
または木をふんだんに使った外装の建物がならんでいて綺麗です。

夜、オレンジ色の街頭に照らされ雪が降っているときなどは本当に綺麗です。
スキーショップは結構ありますが、
一般的なお土産屋さんは少ないです。

ボーダー向けショップももちろんあります。
やはりウェア、アクセサリなどはボード用品の方がおしゃれですね。
クイックシルバーなどは
中にレストランバーがあって凄くにぎわっています。

スキーの値段は日本と同じくらいでした(サロモンの板で比較)。
ただし外国人(日本人)は税金が還付されるので
その分結果的には少し安くなります。

2年前シャモニーで見たときはもっと差があり
フランスの方が確実に安かったのですが、、、。

レストランはバーと兼ねている所が多く、
夕方はドリンク中心で食事を取ろうとしても
夜7:00過ぎにならないと始まらないそうです。
スーパーは3軒ありますが
夕方5〜7時くらいまではメチャ込みます。

なお食費は日本より高めです。
私たちはレジデンス(コンドミニアム)泊だったので
夜の外食はしていませんが、
店の外に出してあるメニューを見ると結構高めでした。

年末年始なのでイベントがあって
コンサートや花火などいろいろやってました。

サヴォア地方のチーズ、
BEAUFORT(ボーフォール)が最高においしいです。
ハードタイプのカビの無いチーズで
大体の日本人は気に入ると思います。

日本でもごく一部のチーズ専門店や通販で買えますがメチャ高いです。
そのままで食べられるチーズです。
作られた時期によって何種類か用意されていますが、
試食させてくれるので、その上で買いましょう。
買い方は簡単。

スーパーのチーズコーナーに行って店員に声をかけ
「ボゥフォ」と指差して言います。
試食するなら手振り身振りで伝えます。
買う種類が決まったら、
店員が巨大なチーズの塊にナイフを当ててこちらをちらっと見ます。
つまり「これくらいの分量で切り分けて良いか?」と聞いているわけです。
多すぎたり少なすぎたら手振りで伝える。
大きさが決まれば「ウィ」といってうなづく。

これでOKです。日本語&手振り&笑顔で十分です。

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8.滑走記録

公式ホームページのmapをご参照下さい。またリクエストすればmap付の冊子を送ってくれます。なおホームページ・冊子の地図は01/02シーズンのもので、02/03シーズンでは2ヶ所新しくなっています。"TELEPHERIQUE DEBRAYABLE DE LA FACE" が "L'OLYMPIQUE" に、"TOMMEUSES" が "TSD TOMMEUSES" に変わっています。
※数字はリフト・ゴンドラに乗った数です。リフト類は大文字で書いてあります。次の行の小文字が滑ったコース名です。

・1日目:2002/12/29 日曜日 朝は晴れ。午後から雪、視界不良。
 (9:45 最初のリフトに乗車)
1. L'OLIMPIUE(24人乗りゴンドラ)
 face
2. LOYES EXPRESS
 face
3. L'OLIMPIUE (24人乗りゴンドラ)
 verte
4. TSD TOMMEUSES(8人乗りリフト)
 piste H
5. FUNICULAIRE GRANDE MOTTE(電車)
 dahu - double M
 (昼食12:30 - 1:15、バルクラレ)
6. TSD FRESSE
 col de fresse - verte - ok
7. FUNIVAL(電車)
 santons (後半登り少しあり)
8. SOLAISE(ロープウェイ)
 (休憩14:45 - 15:15)
 plan - piste M
 (15:30 終了)

・2日目:2002/12/30 月曜日 一日中薄曇り、視界良好。
 (9:00 最初のリフトに乗車)
1. L'OLIMPIUE (24人乗りゴンドラ)
 verte
2. MONT BLANK
 tines - edelwise
3. TSD TOMMEUSES(8人乗りリフト)
 piste H
4. TICHOT
5. GRATTALU
 piste du lac
6. GRAND HUT
 perce-neige
7. AIGUILLE PERCEE
 「offpiste」(エギュイペルセの穴のところからバルクラレ方向に滑る) - bruyeres - gentiane
 (昼食11:30 - 12:15、Le Lavachet)
8. AEROSKI(ゴンドラ)
 piste H
9. FUNICULAIRE GRANDE MOTTE(電車)
 genepy - prariond
10. TSD FRESSE
 col de fresse
11. MARMOTTES
 face
12. SOLAISE EXPRESS(フード付)
13. TERRASE(Jバー)
14. MADELINE EXPRESS
 madeline
15. GLAICIER EXPRESS
16. LEISSIERES(有名な山越えリフト)
 ponte abatte - pre-chemin - vallon - mangard
 (16:10 ルフォルネで終了)

・3日目:2002/12/31 火曜日 雪、ガス、視界不良。
 (9:00 最初のリフトに乗車)
1. SOLAISE EXPRESS(フード付)
2. TELE DE SOLAISE(ロープトウ)
3. GLACIER EXPRESS
 glacier
4. DATCHA
 fourche
5. GLACIER EXPRESS
 plan milet
6. CUGNAI
 st jacques
7. CUGNAI
 st jacques
8. OUILELETTE(ロープトウ)
 (昼食11:30 - 12:10、ソレイズ山頂)
9. MADELINE EXPRESS
 madeline - arcelle (1:00 コース途中で妻がケガ、パトロールに助けを求めるため単独行動になる。)
10. MANCHET EXPRESS
 arcelle (パトロールと同行)
 (この後病院に直行)

・4日目:2003/1/1 水曜日 快晴、視界良好。
 (9:00 最初のリフトに乗車)
1. L'OLIMPIUE (24人乗りゴンドラ)
 mont blanc
2. BORSAT EXPRESS
 prariond
3. FUNICULAIRE GRANDE MOTTE(電車)
 leisse
4. LEISSE
 leisse
5. LEISSE
 dahu - double M
6. TSD BOLLIN
 cafo
7. TUFS
 cretes - combe folle - trolles - lavachet
8. CHAUDANNES
 rhododendron
9. MARAIS
 corniche - sache(オフピステ)
 (昼食12:30 - 13:00、ブレヴィエール)
10. SACHE(ゴンドラ)
11. MARAIS
 corniche - silene(オフピステ)
12. AIGUILLE ROUGE
 myosotis(一部オフピステ)
13. AIGUILLE ROUGE
 bleuets
14. AEROSKI(ゴンドラ)
 rocs - creux - 「vallee perdue」(オフピステ)
 (15:40 ラダイユで終了)

・5日目:2003/1/2 木曜日 下部は雨、上部は猛吹雪、ガス。視界不良。
 (9:30 ルフォルネで最初のリフトに乗車)
1. FORNET(ロープウェイ)
 mangard
2. FORNET(ロープウェイ)
3. VALLON DE I'SERAN(ゴンドラ)
 col - vallon
4. SIGNAL
 signal(ガスのため途中ミスコース) - vallon
5. VALLON DE I'SERAN(ゴンドラ)
 ???(短いコース)
6. CASCADE EXPRESS
 moraine
7. CEMA
 pont abatte(一部登りあり。勢いつければOK)
8. LEISSIERES(有名な山越えリフト)
 leissieres
9. DACHA
 fourche
10. OUILLETTE(ロープトウ)
11. LAC
 plan - piste A
 (悪天候のため12:30終了)

・6日目:2003/1/3 金曜日 曇りのち11時頃より雪。午後は猛雪、視界不良。
 (10:00 ルフォルネで最初のリフトに乗車)
1. 1. L'OLIMPIUE (24人乗りゴンドラ)
 mont blanc
2. BORSAT EXPRESS
 col de fresse - ok
 (バスでラダイユからルフォルネまワでナ移動)
 (12:00)
3. FORNET(ロープウェイ)
4. VALLON DE I'SERAN(ゴンドラ)
 pont abatte(一部登りあり。勢いつければOK)
5. LEISSIERES(有名な山越えリフト)
 plan millet
 (昼食13:30 - 14:00、ソレイズ山頂)
6. OUILLETTE(ロープトウ)
7. MADELEINE EXPRESS
 madeleine
8. LAC
 plan - piste M
9. SOLAISE EXPRESS
 piste S
10. SOLAISE EXPRESS
 plan - piste A
 (15:50 終了)

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